ram's café menu No.557 : 管弦楽曲演奏 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
( 輸入盤 LP DG 138 080 )
暦の上で、今日は《小雪》です。本当に寒くなりました。
我が庭の片隅に、猫の額ほどの家庭菜園の畑(母の遊び場)があります。今朝は、その菜園一面に<霜柱>がたっていました。踏みつけるとザクッと崩れてしまいますが、何かこんな遊びを小さい頃にしたような、そんな懐かしさを感じました。
初冬の寒い朝から私が連想したディスクは、このジャケット写真のLPでした。大きな木にたくさんの葉が茂っていますから季節は夏なのでしょうが、モノクロで撮影されたこの写真は、あたかも新雪の雪景色のように見えるのです。
さて全21曲からなる「ハンガリー舞曲集」ですが、最初は家庭団欒のためのピアノ連弾用に書かれて好評を博した作品集です。後にピアノ独奏用や管弦楽曲にも編曲されましたが、現在ではオーケストラの演奏会などでのアンコール・ピースとして取り上げられることが多いです。一曲の演奏時間が手頃ということもありますが、何よりもどの曲も親しみやすく情熱的で変化に富んだ旋律なので、コンサートの気分を盛り上げて幕を下ろすのに最適なのでしょうね。
カラヤンはこの「ハンガリー舞曲集」から8曲を抜粋し、一度だけ1959年に手兵ベルリン・フィル相手に録音しています。50歳という若々しいカラヤンの指揮は、ハンガリー的な民族色もジプシー臭さも皆無です。都会的にセンスアップしてわかりやすく、しかも颯爽としてカッコいい!演奏です。そのカッコよさが半端ではなくて、なるほどと頷かせてしまう完璧さです。
今日の写真 : 霜柱

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ram's café menu No.556 : 室内楽曲演奏 : ピエール・ピエルロ(ob)、ジャック・ランスロ(cl)
ポール・オンニュ(fg)
( 輸入盤 LP ERATO LDE 3086 )
今日はとても珍しいモーツァルトの木管三重奏曲《5つのディベルティメントK.439b》をエントリーします。
この曲は本来はバセット・ホルン3本のために書かれたらしいのですが、旋律美に溢れた、のびやかなくつろいだこの小品集は、バセット・ホルン2とファゴット1、フルートとヴァイオリン、チェロ、あるいは今日の演奏のようにオーボエとクラリネット、ファゴットなどさまざまな楽器編成で演奏されてきました。私はまだ、オリジナルとされたバセット・ホルン3本による演奏を聴いてはいませんが、内省的な響きに包まれた大人の音楽のように想像しています。第1番から第5番までそれぞれが5楽章構成という小品が繋がっていきますが、どこを聴いてみても、そこはモーツァルトの世界! とくにピエルロ、ランスロ、オンニュのフランスの管の名手3人による演奏は、フランスのエスプリが香り立つような華やかさもあって、とてもいい感じですね。1958年のモノラル録音ですが、木管の優しさ、柔らかさがよくわかるとてもいい録音です。
11月中旬にもなると、隣町にある灌漑用の池に、白鳥が飛来してきます。 また、寒い冬の季節が巡ってきました。
今日の写真 : こんにちは

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ram's café menu No.555 : 室内楽曲演奏 : イタリア四重奏団
( 輸入盤 LP PHILIPS 802 814LY )
気がつけば、すっかり晩秋の景色です。今日の冷たい雨に、落葉もすっかり色褪せていました。
こんな日には《夜想曲》の抒情あふれる美しい旋律にどっぷりとつかり、しばし現実を忘れてみるのもいいものです。私の不思議な習性かも知れませんが、何故か秋になると、ボロディンの弦楽四重奏曲が無性に聴きたくなります。
ボロディンはいわゆる「ロシア五人組」の一人でしたが、その経歴はずいぶん変わっていました。プロの作曲家ではなくて、本業は陸軍病院に勤務する化学者だったようです。彼の代表作といえば、交響詩《中央アジアの草原にて》と、第3楽章が《夜想曲》という名を持つ「弦楽四重奏曲第2番」だと思います。とりわけ《夜想曲》の旋律の美しさといったら、喩えようがありません。これは、私の大好きな一曲です。
さて今日はイタリア四重奏団による演奏ですが、カップリング曲はドヴォルザークの名曲《アメリカ》というディスクです。《夜想曲》におけるやわらかな語り口の演奏は、第一ヴァイオリンのパオロ・ボルチアーニに負うところが大きいのでしょうね。明朗でスタイリッシュ、そして歌心たっぷりにリードします。心地よい夜の音楽は、またたく間に夢物語の中へと浸透し消え去っていきました。
同曲異演盤 : ボロディン弦楽四重奏団
クリーブランド弦楽四重奏団
今日の写真 : 晩秋

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ram's café menu No.554 : 鈴木重子クローズ・ユア・アイズ
( 国内盤 BMG BVCJ-34003 )
今日はクラシックではありません。 女性ヴォーカリスト、鈴木重子さんの2度目のエントリーです。
ちょっとハスキーなんだけれど、どこかのんびりとし、心安らぐ歌声です。
優しさに満ちた歌声は、疲れたこころと身体を優しく包んでくれるようです。
もしひまがあれば、スタートボタンを押す前に、
目をつむって、3回ほど深呼吸してから、耳を澄ましてみて下さい。
何か、聴こえてきませんか?
と、彼女のメッセージがあります。 たまには必要です、こんな時間が・・。
お知らせです。
来週の11月23日(祝)18:30から、会津若松市内の「末廣酒造 嘉永蔵」で 《鈴木重子&木住野佳子 ジャズコンサート》が開催されます。会津ということなので、少し早いのですが、私の車は冬タイヤに交換しておきました。
今日の写真 : ちぎれ雲

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