ram's café menu No.744 : 協奏曲
演奏 : クラウディオ・アバド/モーツァルト管弦楽団 ( 輸入盤 DGG 00289 477 8908 ) アバドが指揮する「ブランデンブルク協奏曲」は、だいぶ前に確かNHK-BShi で放映されていました。あの時の演奏はDVDやブルーレイで発売されていましたが、今日は、東日本大震災の直前に発売になったCD盤でのエントリーです。 モーツァルト管弦楽団は2004年にアバドが設立したオーケストラですが、そこから選抜されたメンバーと人気も実力もトップクラスのソリストたちによって編成されています。コンサートマスターにはジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスにアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリと名手揃いです。 最近は、バロック音楽といえばオリジナル楽器による演奏が全盛を迎えていますね。とても歯切れのいい清々しい演奏が特徴です。そしてその奏法はモダン楽器の奏者にまで広まり、このCDで聴けるようにヴィブラートを抑制したピリオド奏法でサポートすることも一般的になってきました。70年代のカラヤン/ベルリン・フィルで聴いたような重厚な響きではなく、モダン楽器なのに清々しさと爽快感、躍動感にあふれた愉しい演奏になっていますね。ただ、やはり音楽する愉しさを聴きたければ、CDではなくブルーレイがお薦めですね。奏者間の息づかいやアイコンタクトを感じながら楽しむことができます。CDに収録された気のない拍手だけでは、なかなか、盛り上がりません(笑)。因みにこの「第6番」にはアバドは参加していません。 同曲異演盤 : ルドルフ・バウムガルトナー/ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 My favorite Brandenburg Concertos 今日の写真 : いつもの初春 ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます ) いわき市北部にある、いわき市フラワーセンターにはシナマンサク、蝋梅、 そしてクリスマスローズなど年始めから初春にふさわしい花がたくさん咲いていました。 今年は訪れる人が少ないかも知れませんが、素心蝋梅や蝋梅のほのかな甘い香りは いつもと変わりなく、初春を告げているでしょう。
by fragile28
| 2012-01-07 21:19
| 協奏曲
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by fragile28 <管理人よりお願い>
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