ram's café menu No.760 : 管弦楽曲
演奏 : ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮 フライブルク・バロック・オーケストラ ( 輸入盤 Harmonia Mundi HMC 902113.14 ) <古楽オーケストラのベルリン・フィル>と評判の高い、フライブルク・バロック・オーケストラの「バッハ/管弦楽組曲全曲」のCDを聴きました。同団体は今年の新年早々、このプログラムを携えて初の来日公演をしています。AllegroMusicTokyoのJ.Sバッハ月間の案内に<フライブルク・バロック・オーケストラは特別な輝きを放つダイヤモンドのよう。各パートの演奏者が技術もマインドも完全にバロックをマスターしているうえに、『歴史的な』音楽をつくることがどういうことかを心得ている。音の一つひとつがクリアで、圧倒的な豊かさが広がり、音楽の宇宙のように聴こえてくる。耳をそばだてて聴いてほしい。音楽とはこういうふうに鳴るものだ!>との記事もあって、内心、とても気にはなっていたのです。コンサートに出かけることは無理であったので、昨年11月にリリースされたこのCDを購入したというわけです。 CD1には第4番と第2番、CD2には第1番と第3番が収録されていますが、CD2の方が洗練された音楽の流れを感じ、より安心して音楽に身を任せることができました。特に最後の第3番は序曲の主部から終曲のジーグまで、巧みなリズム処理で緩みなく疾走していきますが、それがまた、これぞバロック!というような<雅な愉しさ>なんです。それぞれの組曲に微妙な音色やリズム、色彩の変化を付けながら、絶妙なバランスで音楽が疾走していくのです。巧い! しかし唯一、しっくりとこなかったのは、第2番の渋すぎるフルートトラヴェルソでした。生意気にも、もう少し軽やかな方がいいのになぁ~、なんて思ってしまいました(笑)。 同曲異演盤 : ルドルフ・バウムガルトナー/ルツェルン祝祭合奏団 ジャン・フランソワ=パイヤール/パイヤール室内管弦楽団 ヘルムート・コッホ/ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 今日の写真 : ユキワリイチゲ 小石川植物園 (2012年3月29日撮影) ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
by fragile28
| 2012-03-31 20:52
| 管弦楽曲
|
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