ram's café menu No.835 : 室内楽曲
演奏 : ブランディス・カルテット ( 輸入盤 LP harmonia mundi HMC 1221 ) 週末のお天気がこんなにいいなんて、本当に久し振りのことです。<小春日和>の優しい日射しに心も穏やかになってきます。 身体のどこかが痛んだりぐあいが悪くなったりしてはじめて健康のなんたるかを思い知るのとおなじように、人はだれがどう見ても不幸としか言いようのない状況に陥ったとき、ようやく真の幸福の意味を知ることができる。 どういうことが幸福で、どういうことがそうでないか。どこにそれを見いだし得るのか。いったん見つけたら、どのように守りぬかねばならないか。幸福を快楽と混同してはいけない。悲しみを幸福の正反対と考えることも間違っている。(堀江敏幸著「彼女のいる背表紙」から抜粋) かつてカラヤンが君臨していたベルリン・フィルの第一コンサートマスターといえば、ミシェル・シュヴァルベ、トーマス・ブランディス、レオン・シュピーラーの3人で、カラヤンの指揮するコンサートでは常に第一ヴァイオリンの第1プルトにはこの3人のうち2人が座っていたそうです。 ところで有名なオーケストラには、必ず楽員による室内アンサンブルがあって、特にウィーン・フィルとベルリン・フィルには優れたアンサンブルが多いですね。でもウィーン・フィルに比べると、ベルリン・フィルには弦楽四重奏団が少ないようです。あれこれ思い出してみても<フィルハーモニア・カルテット ベルリン>と<ブランディス・カルテット>くらいしか思い出しません。う~む、アルツハイマー進行中(笑)? ブランディス・カルテットは1976年にコンサートマスターのトーマス・ブランディスとチェロのヴォルフガング・ベトヒャーを中心に設立され、ブランディスはこの四重奏団の活動に専念するために1983年からベルリン・フィルを離れてしまったということです。今日はブランディス・カルテットでベートーヴェンの「第15番」を聴きますが、音楽が伸びやかで豊かに歌う感じがします。癒やされて、心が自然と安らいでいくようですね。 同曲異演盤 : ラサール弦楽四重奏団 バルヒェット四重奏団 アルバン・ベルク四重奏団 ズスケ四重奏団 今日の写真 : 秋バラ #4 ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます ) ヘレン トローベル ムーンスプライト エリナ
by fragile28
| 2013-11-17 17:32
| 室内楽曲
|
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