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ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108

ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108_a0085805_20111952.jpgram's café menu No.22 : 室内楽曲

演奏 : ゲアハルト・ヘッツェル(vn) 
      ヘルムート・ドイチェ(p)
(  国内盤 Cn PCCL-00175  )




 朝一番に吸い込む空気にも、ひんやりとした清々しさを感じるようになりました。少しずつ季節は本格的な秋になろうとしています。通勤途中で見かけた雲も、いかにも秋の風情が感じられます。

 ブラームスは生涯に3曲のヴァイオリン・ソナタを残しました。第1番は「雨の歌」という副題もあり、清々しい新緑の香りがします。今日は、感傷的で物憂い秋だからというわけでもありませんが、短調で書かれたこの第3番の方を聴いてみようと思います。

 演奏しているゲアハルト・ヘッツェルさんは、ウィーン・フィルのコンサートマスターでした。1992年に登山中の転落事故で亡くなられました。まだ52歳だったそうです。ウィーン室内合奏団でも活躍しておられましたが、彼のソロ・アルバムはこのCD一枚だけです。本当に寂しい限りです。


今日の写真 : 雲の波

ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108_a0085805_218091.jpg

   いわゆる高積雲の俗称、「鯖雲」が波のようにうねっていました。
   秋らしい雲です。空気もひんやりとして、気持ちのいい朝です。
by fragile28 | 2006-10-17 21:13 | 室内楽曲


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