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バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846~869

バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846~869_a0085805_20162743.jpgram's café menu No.36 : 器楽曲

演奏 : スヴァトスラフ・リヒテル(p)
( 輸入盤 BMG GD 60949 )





 全国的に文化の日から3連休だというのに、私は4日から先ほどまで2泊3日の出張でした。およそ私には似合いそうにない体育会系競技種目の県大会の引率業務でした。同じ大会で昨年度は準優勝だったのですが、今年は3位でした。私は素人なのでよくはわかりませんが、立派な成績です。己の技量だけを磨けばよしとするわけでなく、他と競い合って勝ち負けが付けられてしまうというプレッシャーのなか、よく頑張りました。身体を労って、ゆっくりと休息しましょう。

 バッハの平均律クラヴィーア曲集は、ピアノの「旧約聖書」にたとえられるくらい有名な曲です。(ちなみに「新約聖書」はベートーヴェンのピアノ・ソナタです。)この曲集は2巻からできていて、平均律の可能性を実証しながらピアノ学習のための教材として書かれたそうです。しかし一曲一曲が多彩な変化に富んでいて飽きがきません。吸い込まれるように音楽の美しさ、優しさの中にゆったりと安心して身を委ねることができます。
 
 リヒテルの演奏は、潤いのあるピアノの響きが特に美しくて好きです。ロマンティックな感じだけれども、スケールの大きな世界がひらけて説得力があります。名盤だと思います。



今日の写真 : イチョウの大木

バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846~869_a0085805_2112129.jpg

試合会場近くの小学校の校庭に、何本ものイチョウの木がありました。空高く黄色く色づいていて、秋の深まりを感じました。
by fragile28 | 2006-11-06 21:31 | 器楽曲


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