ram's café menu No.191 : 器楽曲
演奏 : ディヌ・リパッティ(p) ( 国内盤 東芝EMI CC33-3519 ) ショパンのワルツは、その内容から大きく2つに分けられるそうです。舞踏用のための “華麗な” ものと、ワルツの形式に詩的な情感をこめたものですが、舞踏のためといってもヨハン・シュトラウスのウィンナ・ワルツとは、かなり性格が異なります。すぐに気付くことですが、ほとんど舞踏曲としての実用には適さない速過ぎたり遅かったり、感傷的なワルツが多いです。音楽評論家のどなたかが、《心で聴くワルツ》と言ってました。同感です。 さて、この「ワルツ集」のお薦めCDは1950年に33歳で夭折したリパッティの名盤です。全部で14曲のワルツを収めていますが、曲の配列を変えて弾いています。感傷的とはいっても、リパッティは過度な感情表現はしていません。淡々と曲は進んでいくのですが、清新で豊かなニュアンスが込められていて、それこそ全部を聴き終えての余韻が心地よい名演奏なんです。 今日の写真 : まだまだしっかり、夏の色 入道雲は次々と形を変えていきます。 モコモコっと綿アメ? ソフトクリーム? 見ていても飽きないけれど、さすがに外は暑い! 真っ白な入道雲めがけて、ジェット機が飛んでいくのが見えました。 青空の中にキラッと浮かんだ機影を、590mm(F5.9)の超望遠で狙ってみました。 ( 写真をクリックすると、大きくなります )
by fragile28
| 2007-08-21 17:51
| 器楽曲
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