ram's café menu No.234 : 交響曲
演奏 : ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 国内盤 LP DGG SMG-2028 ) 今日のお薦めLPは、私が高校時代に購入した二枚目のLPなんです。もちろん現在でも、大切に聴いています。しかし35年以上も昔、毎月の小遣いを貯金して買った《二枚目のLPがこれ?》って、疑問に思うでしょうね。 最初に買ったバックハウスのLPは大正解でした。町に1軒あったレコード屋さんに取り寄せていただきましたから、間違いなくお目当てのLPを手にしました。ところがこの二枚目の時は、購入資金の2000円をポケットに入れ、お目当てのLPがあるかのように、店内で一枚一枚ジャケットを眺めていました。そして何枚目かにこのジャケットを見つけました!カラヤンの写真とともに『SYMPHONY NO.5』です。同じ部活の先輩が、フルトヴェングラーもいいけど、現在は『カラヤン』!といって見せてくれた写真と同じ顔です。このジャケを見た瞬間、頭の中では《ジャジャジャ、ジャ~ン》の旋律が(笑)。何たって『SYMPHONY NO.5』ですからね、もう買うしかありません(爆)。思えば、2000円の大枚をはたいて当時最高の指揮者、カラヤンを聴くと思っただけで、田舎の高校生の思考回路は完全停止、真っ白でした。小躍りしながら帰宅し、レコードプレーヤーに針を落とした瞬間、《エッ?》《何んで?》でした。B面に針を落としても《ジャジャジャ、ジャ~ン》は聞こえてきません。この時初めてチャイコフスキーにも第5番があるってことを知りました。 でも結果として、現在も当時購入したLPを大切に聴いていることを思えば、《転んでもただは起きなかった》というか、《災い転じて何とか》のようでした。特に第2楽章で、オーボエ、クラリネットなどの木管楽器が鮮明に浮かび上がっては消えゆくさまに、新鮮な感動を覚えました。寒くなってくるころに不思議と聴きたくなるこの曲を、久し振りにカラヤンのLPで聴くことにします。 同曲異演盤 : ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィル(1984年録音) 今日の写真 : アイビー
by fragile28
| 2007-11-25 21:00
| 交響曲
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