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ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」_a0085805_83807.jpg ram's café menu No.237 : 交響曲

演奏 : エリーザベト・シュワルツコップ(S)、ヘフゲン(A)
      エルンスト・ヘフリガー(T)、エーデルマン(B) 
      ヘルベルト・フォン・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団
      ウィーン楽友協会合唱団
                     
   録音 : 1955年7月24日~29日
(  輸入盤 LP ELECTROLA HZ E 107  )





 昨日の1954年のフルトヴェングラー盤では独唱陣に、エルサ・カベルティ(Ms)が起用されていましたが、一年後のこのカラヤン盤ではMsがマルガ・ヘフゲン(A)に変わっています。カラヤン最初の『第九』録音(1947年)はウィーン・フィルとのものですが、このときの女声陣に戻ったわけです。

 1950年代にカラヤンはフィルハーモニア管弦楽団とともに多くのレコーディングを残しています。モノラル録音ながらベートーヴェンの交響曲全集も録音しています。若きカラヤンは、音楽に対して真摯に対峙し落ち着いた演奏をしていました。カラヤンのスマートな統率力全開のやや速いテンポの指揮によって、オーケストラには自発的な躍動感とともに、迫力と覇気が充満しています。1960年代のグラモフォンでの素晴らしいベートーヴェンの交響曲全集に匹敵するできばえだと思います。モノラル録音でも中音域が分厚くまとめられ、とても聴きやすい一枚です。

 さてポカポカと暖かい休日、すぐ近くの公園を散歩しました。この公園の周りには、樹齢100年を越えるソメイヨシノがつくる《桜のトンネル》があって、福島県の桜の名所としても知られています。
ところが公園の中は桜の木ではなく、意外と松林なんですよ。そして大きな楓も何本も植えられています。芝生で整備された広場もあって、いろんな楽しみ方ができる公園です。天気もいいので今日は日向ぼっこしながら、今年最後の《紅葉狩り》をしてみました。


今日の写真 : 紅葉の煌き

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by fragile28 | 2007-12-02 09:27 | 交響曲


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