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モーツァルト/弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387

モーツァルト/弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387_a0085805_2014667.jpgram's café menu No.280 : 室内楽曲

演奏 : アルバン・ベルク四重奏団
( 国内盤 東芝EMI CE32-5727 )





 今日はしばらくぶりの休日出勤、しかも相馬市への出張でした。1時間半のドライブも、好きなクラシックを聴いているとあっという間に過ぎていきます。太平洋側は朝から冬晴れのいい天気で、陽差しだけならキラキラ、ポカポカ陽気の春気分です。

 モーツァルトの弦楽四重奏曲第14番は、《春》という副題でも知られるような、明るく晴朗で楽しい曲です。「ハイドン・セット」の第1曲目であり、それ以前の「ウィーン四重奏曲」から9年ぶりに書かれた弦楽四重奏曲の作品です。CD解説書によれば、ハイドンが《まったく新しく、特別な様式で書いた》と自ら述べた「ロシア四重奏曲作品33」の全6曲に啓発されたモーツァルトが、しばらくぶりに全6曲の弦楽四重奏曲を作曲し、それらをひとまとめにしてハイドンへ献呈したとのことです。その第1曲目ですから、さすがに入念に仕上げられていて、4人の奏者の緻密なアンサンブルと愉しい対話を感じることができます。室内楽の愉しさが満喫できる作品だと思います。

 今日のお薦めはアルバン・ベルク四重奏団のEMI録音の一枚です。シャープで完璧なアンサンブルにしなやかで艶やかな演奏は、モーツァルトの美しい旋律をさらに魅力的に聴かせてくれます。


   同曲異演盤 : バリリ四重奏団


今日の写真 : 春の海   2008年2月16日撮影

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        予定時刻よりはやく到着したので、すぐ近くの大洲海岸へ行ってみました。
        まだ寒い休日の朝、誰もいない砂浜がずっと、茶屋ケ岬の方まで続いていました。




        砂浜におりて、少しの時間でしたが打ち寄せる白波を眺めてきました。

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by fragile28 | 2008-02-16 21:12 | 室内楽曲


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