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シューベルト/ピアノ五重奏曲イ長調Op.114 D.667 「ます」

シューベルト/ピアノ五重奏曲イ長調Op.114 D.667 「ます」_a0085805_19111372.jpgram's café menu No.358 : 室内楽曲

演奏 : 田部京子(p)、ペトル・イウガ(cb)
      カルミナ四重奏団

(  国内盤 SACD DENON COGQ-31  )






 田部京子さんとカルミナ四重奏団による最新録音、シューベルト《ピアノ五重奏曲「ます」》とシューマン《ピアノ五重奏曲》のSACDの評判がすこぶるいいです。HMVレビューでも「誰もが待っていた、21世紀の『ます』誕生!大絶賛された1998年の共演コンサートから10年、田部京子+カルミナ四重奏団の待望の録音が遂に実現!」と絶賛です。

 カルミナ四重奏団は1990年代にDENONレーベルに数多くの名演奏を録音していました。ところが最近は録音も少なく、スイスのClavesレーベルや、マイナーのAVI(CAVI)レーベルから少し発売されるだけでした。私にとっては、アルバン・ベルク四重奏団解散後の「ポスト・アルバン・ベルク」の最右翼候補になりそうな団体の《一つ》です(欲張りな私は、まだ一つに決定できません)。というわけで、待望の最新録音を聴かないわけにはいきません(笑)。

 これまでの録音でも感じていたカルミナ四重奏団のフレッシュで気持ちのいいまとまりが、そのままピアノを取り囲んでいて、とても楽しくのびやかな演奏です。しかも、ピアノの澄んだ響きと弦のしなやかで優しい響きがバランス良く美しく録音されていて、室内楽の楽しさがいっぱい詰まった一枚です。誰もが心ゆくまで、幸せな時間に浸ることができそうです。


 同曲異演盤 : バドゥラ=スコダ(p)&ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団員



今日の写真 : 逃がした魚は

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         どこに紛れてしまったのでしょう、私のお魚(肴?)さんは・・ (笑)。

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by fragile28 | 2008-07-19 20:50 | 室内楽曲


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