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ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6

ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6_a0085805_1452767.jpgram's café menu No.419 : 協奏曲

演奏 : リリー・ラスキーヌ(hp)
      ジャン・フランソワ=パイヤール/パイヤール室内管弦楽団

( 輸入盤 LP ERATO STE 50271  )






 ヘンデルの《ハープ協奏曲変ロ長調》は音楽史上最初のハープ協奏曲とされ、1736年のロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場で上演されたオラトリオ《アレクサンダーの饗宴》の幕間で初めて演奏されたそうです。でもこの曲、現在では《ハープ協奏曲》というより、《オルガン協奏曲第6番》として演奏されることが多いのでしょうか。HMVで調べてみても圧倒的に《オルガン協奏曲》のCDの数が多いのです。私的には、最初のフレーズから爽やかで明るい雰囲気のハープの演奏が好きです。この曲が流れだすとすぐに披露宴やパーティーのような祝典的な雰囲気に包まれます。

 さて今日のお薦めの一枚は、この上ない優雅さで、華やかな雰囲気のするラスキーヌ&パイヤールの演奏です。いわゆる「ヘンデル節」ともいわれるチャーミングな旋律がとても温かく、安らいだ音色で聴こえてきます。ハープの美しさが堪能できる一枚です。さらに嬉しいことには、このLPのFACE2には、オラトリオ《アレクサンダーの饗宴》の幕間の音楽として演奏されたもう一曲、《合奏協奏曲ハ長調》も収録されています。



今日の写真 : 羊雲   2008年11月27日撮影


ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6_a0085805_16164955.jpg

                        ( 画像をクリックすると、少し大きな画像で見られます )                        
by fragile28 | 2008-11-27 16:20 | 協奏曲


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