ram's café menu No.583 : 交響曲
演奏 : ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 輸入盤 LP EMI ELECTROLA 29890-1 ) 今日はリヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲」ですが、私自身も滅多に聴くことがない作品です。それでも、クレメンス・クラウスがウィーン・フィルを指揮したTESTAMENT盤で聴けば、さすがウィーン・フィルというような充実した響きが、格調高くそして優雅に繰り広げられていくので、この作品が嫌いというわけではありません。 ところでR.シュトラウスといえば、カラヤン抜きには考えられません。R.シュトラウスを得意としていた帝王カラヤンは、1970年代前半に満を持して次々とEMIレーベルへ彼の作品を録音しました。その中に、唯一の録音である1973年録音の「家庭交響曲」がありました。カラヤン&ベルリン・フィル絶頂期の演奏だけあって、実に流麗でかつパワフル! ダイナミックレンジのとても広い名演です。カラヤンは、R.シュトラウスを作曲家・指揮者として崇拝していて、さらに個人的な知己もあってR.シュトラウスからアドバイスをもらっていたそうです。もう、うまくて当然!でしょう? この曲は、3つのテーマを持った第1楽章、スケルツォの第2楽章、アダージョの第3楽章、そしてフィナーレと4楽章編成ですが、それが休みなく演奏されます。「家庭交響曲」と訳されていますが、もともとは家庭における団欒を音で描いた作品のようです。R.シュトラウス家の朝から昼、そして夜、晩と、夫婦を中心としたたわいもない出来事、「一家団欒」を音楽で描いたのだそうです。 今日の写真 : 団欒? ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます ) キンメモドキ ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
by fragile28
| 2010-01-20 21:52
| 交響曲
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