カテゴリ:交響曲( 87 )

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op.92

a0085805_14241379.jpga0085805_14245519.jpgram's café menu No.843 : 交響曲

演奏 : カルロス・クライバー
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(  輸入盤 LP DGG 2530 706  )







 GRFmemoryさんのブログで紹介されていた小学館の「クラシック プレミアム創刊号」を買ってみました。高音質のSHM-CDが付いて、創刊第1号のみ特別価格840円という破格のお値段でした。全50巻の曲目にざ~っと目を通すと、ほとんど手持ちのCD,LPと重複しています。それでも創刊第1号なので、どんな内容なのか購入してみました。連載記事が骨格になっていますが、<入門者にもわかりやすいクラシック音楽のガイドブック>+<歴史的名演奏、名録音を高音質で収録したSHM-CD>という内容です。堀江敏幸さんの連載エッセイ「音の糸」も読めて、本当に手ごろなクラシック入門書だと思います。

 今日のエントリーは、「クラシック プレミアム」創刊第1号で取り上げられた、カルロス・クライバー指揮「ベートーヴェン/交響曲第7番」です。楽曲案内と作曲家の足跡、演奏家の肖像など、簡単にですがこの本の中でも解説されています。この曲を評してワーグナーは「舞踏の神化」、リストは「リズムの神化」といったそうですが曲全体を貫く強烈で魅力的なリズムは、聴く者をわくわくとさせてくれます。楽曲案内の副題にあるように、<ニックネームはなくても素晴らしい交響曲第7番>です。



   同曲異演盤 : カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : 初春の香り #1   2014年1月18日撮影  いわき市フラワーセンター


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                                 蝋梅
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                                 素心蝋梅

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by fragile28 | 2014-01-19 15:44 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

a0085805_113574.jpgram's café menu No.840 : 交響曲

演奏 : ヒルデ・ギューデン(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)
      ユリウス・パツァーク(T)、アルフレッド・ペル(B) 
      ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&ウィーン・ジングアカデミー

   録音 : 1952年2月3日(Live)
(  輸入盤 フルトヴェングラー協会 TMK-002038  )






 年末恒例といえば、もちろん『第九』も忘れてはいません(笑)。

 今日はフルトヴェングラー&ウィーン・フィルによって1952年2月ウィーン楽友協会大ホールで行われたオットー・ニコライ記念演奏会でのライヴ録音をエントリーします。
 フルトヴェングラーの『第九』はたくさん(10種類以上)のライヴ録音が残されていて、同じ録音で異なる国とレーベル、あるいはリマスタリングやSACD化されたりして、それこそ数え切れない<同演異盤>が存在します。その中の名演奏・決定盤としては、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団とのライヴ録音(1951年)とフィルハーモニア管弦楽団との「ルツェルンの『第九』」ライヴ録音(1954年)の2種類がよく知られています。フルトヴェングラーの録音は、演奏が素晴らしくても音質が良くないのが多いですが、これらの録音はすでにSACD化されていて、その演奏の素晴らしさをたっぷりと堪能することができます。

 ところで今日のお薦めの一枚、1952年2月のライヴ録音は不朽の名演といわれる「バイロイト盤」から僅か半年後の演奏会の記録です。フルトヴェングラーの気力・体力はさらに充実しただろうし、しかもオーケストラがウィーン・フィルなのです。「バイロイト盤」の勢いの優った演奏とはかなり異なり、ゆっくりとしたテンポで美しく歌い、そして崇高で強靱な意志を感じさる大変な名演奏でした。おそらくは、1951年「バイロイト盤」に勝るとも劣らない、フルトヴェングラーの『第九』の決定盤になるかも知れません。



   同曲異演盤 : フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1979年普門館)
             オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1957年)
             フルトヴェングラー/フィルハーモニア管弦楽団(1954年) 
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1963年)
             クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  
             フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年ORFEO盤)
             ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
             カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1970年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1977年普門館)
             フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年)
             カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)




今日の写真 : 2013年のバラ   2013年11月3日撮影  神代植物公園

                     ファルツァー・ゴールド
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                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

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by fragile28 | 2013-12-29 10:39 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」

a0085805_15193656.jpga0085805_1520245.jpgram's café menu No.838 : 交響曲

演奏 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

(  国内盤 LP TFMCLP1001/10  )







 1977年11月の<カラヤン&ベルリン・フィル絶頂期ベートーヴェン・チクルス東京公演>については、CDが発売された時期にここでエントリーしています。そして今月10日、このライヴ録音が初めてLP化されて、300セット完全限定発売されました。2014年のカラヤン没後25周年に合わせた企画なのだそうですが、私もベーレンプラッテさんから早速に購入しました。ここ暫く、定年間際なのに目の回るような仕事の忙しさなんですが、暇を見つけては少しずつ聴いてきました。

 23ページもある解説書の内容はCDのものと変わりませんが、大判なので活字も大きく読みやすいです(笑)。でもLP化の効果がすぐにわかったのは、演奏終了時の拍手の温かさと柔らかさ、存在感と観客の多さでした。「英雄」が終わったときの興奮冷めやらぬ拍手の嵐を聴き、そうそう!こうだった!って思い出しました。そしてその拍手のなかの一つは<私の拍手>なんだと思うと、さらに興奮してきます(笑)。




   同曲異演盤 : フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(tahra)
             フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(MYTHOS)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : flashback 

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                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
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by fragile28 | 2013-12-23 16:46 | 交響曲

チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調Op.64

a0085805_15441912.jpgram's café menu No.837 : 交響曲

演奏 : オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団
(  輸入盤 LP 英COLUMBIA SAX 2497  )









 昨日から報道されている『アイソン彗星消滅』の出来事は、非常に残念でなりません。ベネット彗星や百武彗星、ハレー彗星、ヘール・ボップ彗星などなど、これまでもたくさんの肉眼彗星を見てきました。でも今回は一年も前から「世紀の彗星」になるかもしれないと注目を集めていただけに、私的な期待度も120%で太陽への最接近の時を待っていたわけです。しかしです。昨日、太陽観測衛星SOHOがとらえたアイソン彗星の映像は、まさしくギリシャ神話に登場するイカロスのごとく、太陽に近づきすぎて蝋が溶け、翼が分解してしまったかのようです。何か悲しいです。私の移動観測用の天体望遠鏡システムもようやく整って、先週から準備万端でしたが、まさかの急展開! 人生、思うようにはいかないものです(笑)。

 ところがつい先程、NASAのHPを見たら「Comet ISON May Have Survived 」のタイトルで、「太陽に接近した際に崩壊、蒸発したとみられていたアイソン彗星の一部が残っているかもしれない」と発表していました。えっ? まだ期待できる? 分裂したのは確かなようなので、期待通りに美しい彗星にはならないのかも知れませんが、今週中頃から、その生き残った姿が東の空に見られるかも知れません。気持ちを切り替えて、来週もまた早起きしましょう~。


   同曲異演盤 : ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(国内盤) 
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(輸入盤)




今日の写真 : 朝焼け    2013年11月30日撮影

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by fragile28 | 2013-11-30 15:41 | 交響曲

マーラー/交響曲第3番ニ短調

a0085805_15451525.jpgram's café menu No.817 : 交響曲

演奏 : マージョリー・トーマス(A)
      バイエルン放送女声合唱団&テルツ少年合唱団
      ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団

(  輸入盤 LP DGG 139337/38 SLPM  )






 毎日のようにLPレコードを聴いている私もですが、アナログ愛好家に常に付きまとう永遠の問題は、「レコードクリーニング」です。私自身も、半世紀も前のオリジナル盤を中古で購入ことが多くなってきて、やはりこの問題から逃れることができなくなってきました。

 初めの頃は根気強く、レイカの「バランスウォッシャー33」のA液、B液でクリーニングし、専用クロスの「ビスコ33」で拭き取ってきました。<しつこいカビなどの汚れが(A液で)簡単に落ちる!>はず?なんですが、レコードの溝深くに入り込んだ汚れは、なかなか取れません。
 それに比べると、5,6年前に購入したドイツ製手動洗浄式レコードクリーナーRC-727「disco・antistat」は、洗浄液とブラシで物理的に汚れを取るというもので、シンプルな割りには一定の洗浄効果があったようです。『高い』というのではなく、『一定の・・』という評価の理由は、洗浄済みレコードの片面を聴き終わってカートリッジの針先を見た時に、レイカの時には着いてこなかった微細な毛が”こんもり”と取れてきたのです。音溝深くに隠れていたものが、洗浄液とブラッシングによって浮き出てきたのでしょう。洗浄後に1回トレースすれば、完全に汚れが洗浄できると考えればいいのでしょうが・・。何か、もうちょっと?なんですね~。結構、手回し作業に力のいるクリーニングにしては、すっきりしないというか、中途半端な仕上がりでした。

 そしてそして、紆余曲折の結果、<レコードクリーナーのロールスロイス>と称される究極の逸品、ドイツ、ハンル社「Mera ELB 24V」に辿り着いたというわけです。注文から3ヶ月、ようやく先月下旬に届きました。特徴は、作業のほとんどが自動化されていることと、強力なローリングブラシと精密なバキューム機能で音溝に溜まった汚れを全て吸い取ってしまうということです。しかも最新タイプの「Mera ELB 24V」のバキューム機能はDC化されて、とっても静かなんです。まさに、アナログ愛好家の<痒いところに手が届いてしまった逸品>、職人技・名人芸の域です! レコードはピカピカの状態に復活し、オリジナル盤本来の音をも取り戻しているかのようです! ホント、素晴らしいですね。

 今日のマーラーの交響曲第3番は、オーケストラにアルト独唱、児童合唱、女声合唱という巨大な編成で、全6楽章構成の90分を越える、実に長大な作品です。いい演奏といい録音であればこそ、冒頭部のファンファーレから、大パノラマが広がっていくというものですね。



今日の写真 : レコードクリーナーの ロールスロイス

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by fragile28 | 2013-08-02 15:57 | 交響曲

ドヴォルザーク/交響曲第1番ハ短調「ズロニツェの鐘」

a0085805_1646521.jpgram's café menu No.816 : 交響曲

演奏 : イシュトヴァン・ケルテス/ロンドン交響楽団
(  輸入盤 LP 英DECCA SXL 6288  )








 暑中お見舞い申し上げます


 今年もまた異常気象です。
 7月初めにいきなり真夏の訪れでしたが、中旬以降はず~っと、梅雨空の毎日でした。しかも、半端ない雷雨と<かつて経験したことのない豪雨>の連続で、各地で大きな被害も出ました。天気予報でたまに上空の偏西風について解説していますが、今年は平年よりも偏西風波動が大きいようですね。北極付近の温度が上がり低緯度との温度差が小さくなると、偏西風の波動が大きくなることは、卓上のモデル実験で確かめられますが、それとよく似た状況だと思います。これは地球温暖化の影響ですが、さらに長いスパンでみると、もしかしたら新しい氷期への第一歩かも知れません。

 私にとっての最後の夏休み(来年からは、毎日が日曜日のつもり・・)は、いつものように3年生の夏季課外から始まりました。以前に勤務していたころは200分×5日間の「集中講座」でしたが、さすがに現在はちょっと楽になり、100分×8日間でした。それでも教科書の8~9割は復習できるので、かなり有効な夏季課外ではあります。少しずつ実力を付けさせながら、センター試験本番では100%の力を発揮してもらいたいと願っています。「砂上の楼閣」にならぬよう、基礎から確実に学習させたいと思います。

 今日のエントリー曲は、ケルテス&ロンドンSO.がDECCAに録音した「ドヴォルザーク/交響曲全集」の一枚です。「第1番」にはドヴォルザーク自身による「ズロニツェの鐘」という副題がついていますが、ズロニツェというのはドヴォルザークが少年時代を過ごした町のようです。しかし「・・の鐘」とありますが、鐘の音らしきものはでてきませんでした。因みにこのジャケットは、16世紀フランドルの画家、ピーテル・ブリューゲルが描いた「バベルの塔」です。ケルテス&ロンドンSO.によるドヴォルザークの「交響曲全集」のLP9枚は、すべてこのブリューゲルの絵画がジャケット・デザインになっています。



今日の写真 : 国立博物館付属自然教育園    2013年7月28日撮影


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by fragile28 | 2013-07-31 16:23 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op.92

a0085805_1485749.jpga0085805_1419525.jpgram's café menu No.810 : 交響曲

演奏 : カール・ベーム
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1975年3月16日 東京NHKホール
(  国内盤 LP DGG 92MG 0650/3 )







 最近は、週末になるのが、本当に待ち遠しいです(笑)。のんびりと音楽を聴く楽しみは、何物にも代えがたいです。

 今日はカール・ベームの1975年日本公演の演目から、ベートーヴェン/交響曲第7番をエントリーします。この来日公演については、拙ブログのここでも記事にしました。今改めて聴いてみても、学生時代にNHK-FMの生中継で聴いた感激が甦ってくるようです。巨匠ベーム&ウィーン・フィルという組合せの待ちに待った演奏会が、いまそこで行われているという臨場感! ラジカセの前で最高レベルで興奮していました。その感激を今日はLPで聴こうと思います。

 このLP4枚組には「第7番」の他に、ベートーヴェンの「第4番」と「レオノーレ序曲第3番」、シューベルトの「第8番」と「第9番」、ブラームスの「第1番」、そしてモーツァルトの「第41番」、アンコール曲のワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」が収録されています。いずれも名演!
 当時の新聞記事は、吉田秀和氏『肖像画を描くように、すばらしい ”音の誘導” 』(朝日新聞)、柴田南雄氏『音楽の力だけで心を動かす』(朝日新聞)、丹羽正明氏『”伝統の底力”まざまざ』(読売新聞)、岩井宏之氏『ベートーヴェンにみせたカール・ベームの神髄』(毎日新聞)と、絶賛につぐ絶賛の嵐でした。NHKの放送開始50周年記念事業の一つだったそうですが、現在に至っても、質も量も満足度も、これ以上望むことができない最高の<記念事業>であったと思います。

 

今日の写真 : Spring Rose Festa #3

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                                 マジョリカ
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by fragile28 | 2013-06-02 15:32 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」

a0085805_21173931.jpgram's café menu No.809 : 交響曲

演奏 : アンドレ・クリュイタンス
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

( 国内盤 ETERNA TRADING CDR 039GD  )







 今日は弟が遊びにやってきて、しばし、ハイレゾ音源のオーディオ談義・・。

 弟は最近、せっせとLPレコードのアナログ音源をデジタル化して、PC/Macから無線LANでNASにコピーしているとのこと。またインターネットでハイレゾ音源のサイトから、楽曲をダウンロードしてこれもNASにコピーし、音楽ライブラリーを増やしているらしいのです。実際に彼のMacでONKYOの24bit/96kHzのハイレゾ配信のカラヤン/ベルリン・フィルによる「新世界」を聴かせてもらいました。CDよりもはるかに高音質なんだから、いいよ~と彼は言うのですが、1曲のダウンロード価格が2、500円! とてもとても高すぎます。LPやCDソフトをたくさん抱えている私の選ぶ道ではなさそうです。それでも、素人が簡単にLPレコードをCD化することができるのには、興味が湧いてきました。

 最近、輸入LPクラシック専門店の某社が、版権の切れたオリジナルLP盤をCD-R化して販売しています。<50年という音源の版権切れ、またデジタル技術の進歩により手の届かなかった高額なLPの片鱗だけでも多くの方に低価格で楽しんで頂く事は可能となりました。人間の耳はデジタル化された音を芸術として認識できる能力も備えています。良質な音楽が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。>と何とも嬉しい言葉です。

 今日のお薦めの一枚は、そのCD-Rリストからの一枚、原盤は仏VSM ASDF107です。このクリュイタンス&ベルリン・フィルのベートーヴェンは中古輸入LPのオークション市場でも、目が飛び出るような超高額の一枚として有名です。因みに全集でのオークション即決価格は120万円だそうですよ(驚)。



   同曲異演盤 : カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : Spring Rose Festa #2      神代植物公園

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                                 ファビュラス!
                     ( 画像をクリックすると、少し大きな画像で見られます )

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by fragile28 | 2013-05-26 20:41 | 交響曲

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」

a0085805_3513060.jpgram's café menu No.801 : 交響曲

演奏 : オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団
(  輸入盤 LP 英COLUMBIA SAX 2458  )









 2011年3月11日14:46 東日本大震災が発生してから、もう2回目の追悼の日。

 巨大地震とそれに伴う大津波によって多くの人々が犠牲となり、現在も行方不明者の捜索が断続的に続いています。本当にすぐ近くであの凄まじく強く長い揺れを体験し、そこから生き残れた私たちは幸運であったと思うほかありません。かけがえのない命を失われた多くの方々がいます。あらためて深くご冥福をお祈りいたします。

 ところで私たちの故郷の復興・復旧は、あの福島第一原発事故による放射能汚染のため、いっこうに進展しません。除染で出た土やがれきの中間貯蔵施設の問題が、今もって解決せずにいます。冷静に考えれば、国の「原発政策」を云々すればするほど解決は遠のき復興は遅れることなど、誰でも気付くと思うのですが、相変わらずに大切なのは「我が古里」なのです。福島の地から遠く離れたところで繰り返される震災がれきの拒否も差別も風評も、立場を変えればフクシマの自分たちがそうしたかも知れません。少なくとも私には、「そんなことはない」と断言する自信がありません。そうである以上、悔しいけれど、フクシマのこの地が中間貯蔵施設あるいは最終処分場としての役割を担うほかないのです。昔から、汚れ物を川や海へ流してきた風習は、もうここでは通用しません。故郷の復興・復旧にはならないのかも知れませんが、新しいフクシマの創造そして将来の日本と世界、かけがいのない地球を救うかも知れない小さな一歩にはなると思うのですが・・(戯言ですか?)。


   同曲異演盤 : ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
             フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団



今日の写真 : 復興の祈り  


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                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

 

☆パンスターズ彗星
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by fragile28 | 2013-03-11 22:46 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」

a0085805_19485624.jpgram's café menu No.796 : 交響曲

演奏 : ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

      1944年12月19~20日録音
(  輸入盤 LP tahra KKC-1030  )







 待望の仏ターラ「フルトヴェングラー名演集(7枚組)」が、ベーレンプラッテさんから届きました。収録曲は、①ウィーン・フィルとの「英雄」(1944年録音)、②ウィーン・フィルとの序曲「レオノーレ」第3番(1950年録音)、③北ドイツ放送響との「ブラームス交響曲第1番」(1951年録音)、④ベルリン・フィルとの「英雄」(1952年録音)、そして⑤フィル・ハーモニーとの「ルツェルンの第9」(1954年録音)の5曲です。
 ①の音源は、いわゆる「ウラニアのエロイカ」として超有名な演奏です。私はMYTHOSレーベルの<盤起こし復刻盤>で聴いていましたが、レコードの33回転で再生すると半音くらいピッチが高く、キンキンと金属的な高音に悩まされたのも事実です。ゆったりと音楽を愉しむというよりは、凄まじい迫力で迫ってくる音にどう対応するかが問題でした。

 さてさて、このターラ盤「エロイカ」ですが、第1楽章/第2楽章/第3・4楽章と、余裕のLP3面に収められたうえピッチも正常になり、これまでの「ウラニアのエロイカ」とはまったく別物です。1944年録音とは信じられない音質で、雄大かつ濃厚なフルトヴェングラーの音楽を愉しむことができるようになりました。いや~、嬉しいですね。日本語解説書の中で平林直哉氏は、「密度のある音、何とも言えない柔らかい肌触りはLPならでは。」と題し、このターラ盤「英雄」を「LPとしては過去最高の音質であり、その点を考慮すればURLP(ウラニア)盤はもはやその役目を終えた」と述べていますが、私もまったく同感でした。



   同曲異演盤 : フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(MYTHOS)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : ヒイラギナンテン 

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                      ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

 
             

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by fragile28 | 2013-02-09 22:04 | 交響曲