タグ:バラ ( 61 ) タグの人気記事

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

a0085805_113574.jpgram's café menu No.840 : 交響曲

演奏 : ヒルデ・ギューデン(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)
      ユリウス・パツァーク(T)、アルフレッド・ペル(B) 
      ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&ウィーン・ジングアカデミー

   録音 : 1952年2月3日(Live)
(  輸入盤 フルトヴェングラー協会 TMK-002038  )






 年末恒例といえば、もちろん『第九』も忘れてはいません(笑)。

 今日はフルトヴェングラー&ウィーン・フィルによって1952年2月ウィーン楽友協会大ホールで行われたオットー・ニコライ記念演奏会でのライヴ録音をエントリーします。
 フルトヴェングラーの『第九』はたくさん(10種類以上)のライヴ録音が残されていて、同じ録音で異なる国とレーベル、あるいはリマスタリングやSACD化されたりして、それこそ数え切れない<同演異盤>が存在します。その中の名演奏・決定盤としては、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団とのライヴ録音(1951年)とフィルハーモニア管弦楽団との「ルツェルンの『第九』」ライヴ録音(1954年)の2種類がよく知られています。フルトヴェングラーの録音は、演奏が素晴らしくても音質が良くないのが多いですが、これらの録音はすでにSACD化されていて、その演奏の素晴らしさをたっぷりと堪能することができます。

 ところで今日のお薦めの一枚、1952年2月のライヴ録音は不朽の名演といわれる「バイロイト盤」から僅か半年後の演奏会の記録です。フルトヴェングラーの気力・体力はさらに充実しただろうし、しかもオーケストラがウィーン・フィルなのです。「バイロイト盤」の勢いの優った演奏とはかなり異なり、ゆっくりとしたテンポで美しく歌い、そして崇高で強靱な意志を感じさる大変な名演奏でした。おそらくは、1951年「バイロイト盤」に勝るとも劣らない、フルトヴェングラーの『第九』の決定盤になるかも知れません。



   同曲異演盤 : フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1979年普門館)
             オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1957年)
             フルトヴェングラー/フィルハーモニア管弦楽団(1954年) 
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団(1955年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1963年)
             クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  
             フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年ORFEO盤)
             ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
             カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1970年)
             ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1977年普門館)
             フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年)
             カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)




今日の写真 : 2013年のバラ   2013年11月3日撮影  神代植物公園

                     ファルツァー・ゴールド
a0085805_10304952.jpg

                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-12-29 10:39 | 交響曲

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132

a0085805_1515284.jpgram's café menu No.835 : 室内楽曲

演奏 : ブランディス・カルテット
(  輸入盤 LP harmonia mundi HMC 1221  )








 
 
 週末のお天気がこんなにいいなんて、本当に久し振りのことです。<小春日和>の優しい日射しに心も穏やかになってきます。

 身体のどこかが痛んだりぐあいが悪くなったりしてはじめて健康のなんたるかを思い知るのとおなじように、人はだれがどう見ても不幸としか言いようのない状況に陥ったとき、ようやく真の幸福の意味を知ることができる。
  
 どういうことが幸福で、どういうことがそうでないか。どこにそれを見いだし得るのか。いったん見つけたら、どのように守りぬかねばならないか。幸福を快楽と混同してはいけない。悲しみを幸福の正反対と考えることも間違っている。
(堀江敏幸著「彼女のいる背表紙」から抜粋)


 かつてカラヤンが君臨していたベルリン・フィルの第一コンサートマスターといえば、ミシェル・シュヴァルベ、トーマス・ブランディス、レオン・シュピーラーの3人で、カラヤンの指揮するコンサートでは常に第一ヴァイオリンの第1プルトにはこの3人のうち2人が座っていたそうです。
 ところで有名なオーケストラには、必ず楽員による室内アンサンブルがあって、特にウィーン・フィルとベルリン・フィルには優れたアンサンブルが多いですね。でもウィーン・フィルに比べると、ベルリン・フィルには弦楽四重奏団が少ないようです。あれこれ思い出してみても<フィルハーモニア・カルテット ベルリン>と<ブランディス・カルテット>くらいしか思い出しません。う~む、アルツハイマー進行中(笑)?

 ブランディス・カルテットは1976年にコンサートマスターのトーマス・ブランディスとチェロのヴォルフガング・ベトヒャーを中心に設立され、ブランディスはこの四重奏団の活動に専念するために1983年からベルリン・フィルを離れてしまったということです。今日はブランディス・カルテットでベートーヴェンの「第15番」を聴きますが、音楽が伸びやかで豊かに歌う感じがします。癒やされて、心が自然と安らいでいくようですね。



   同曲異演盤 : ラサール弦楽四重奏団
             バルヒェット四重奏団
             アルバン・ベルク四重奏団
             ズスケ四重奏団



今日の写真 : 秋バラ #4 

a0085805_1513940.jpg

                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

                              

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-11-17 17:32 | 室内楽曲

ビゼー/美しきパースの娘

a0085805_21181976.jpgram's café menu No.833 : 管弦楽曲

演奏 : エルネスト・アンセルメ
      スイス・ロマンド管弦楽団

(  輸入盤 LP 英DECCA SXL 2275  )






 2013年は「ミスターローズ」と呼ばれた世界的なバラ育種家、鈴木省三氏の生誕100周年の年でした。神代植物公園には、鈴木省三氏が作出した130以上の新品種のうち約30品種のバラが植栽されているそうですが、今年の「春・秋のバラフェスタ」ではそれら名花誕生にいたる系譜がわかるような工夫が見られました。生誕100周年の記念パンフレット<Mr.Rose 鈴木省三のバラが咲いています>には彼が作出した品種は朱書きされ、それがバラ園のどの区画にあるのかが示されていて、そしてその植栽場所には交配親まで書かれた表示札が新たに設置されていました。とてもわかりやすくて、彼のバラ育種に注いだ情熱と研究心をストレートに感じることができました。今年のバラフェスタも11月4日ですべて終了しました。私的には、いつもより少し詳しくバラを見て歩くことができたように思います。ありがとうございました。

 さて今日のお薦めの一枚は、ビゼー作曲の「美しきパースの娘」です。同名歌劇から前奏曲、セレナーデ、行進曲、ボヘミアン舞曲の4曲が収録されています。アンセルメの指揮で色彩感と躍動感にあふれる音楽が広がり、まるで目の前にバレエの踊りが展開されるような感じですね。録音もとてもいいです。



今日の写真 : 秋バラ #3

a0085805_2263483.jpg
                                    夕霧
                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-11-05 22:16 | 管弦楽曲

バッハ/ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041

a0085805_20375997.jpgram's café menu No.832 : 協奏曲

演奏 : カール・ズスケ(vn)
      クルト・マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

(  輸入盤 LP ETERNA 827046  )







 バッハがヴァイオリンのために作曲した3つの協奏曲は、ヴィヴァルディなどイタリアの協奏曲様式から大きな影響を受けて書かれています。バッハはイタリアに行ったことはないそうですが、丹念に楽譜を研究し独奏楽器のための協奏曲の作法をマスターしたそうです。すなわち、「急-緩-急」の3楽章構成で書かれ、両端楽章には華麗なソロと主題の対比が、緩楽章では独奏ヴァイオリンの優美な旋律が、ここぞとばかり切々と奏でられていきます。とっても美しく親しみやすい協奏曲といえますね。それでも、ヴィヴァルディとの違いは大きくて、その強烈な存在感は私たちの疲れた心を癒やしてくれる感じがするのです。

 さて今日は、バッハ時代の様式に近い形で、室内楽ふうに小さな楽器編成でまとめられた演奏を聴きます。クルト・マズアの堅固な伴奏に支えられたズスケの質素で上品なヴァイオリンの音色がとてもいいですね。ところで今日のディスクは東独ETERNA・レーベルの輸入盤ですが、ここで「バッハ/ヴァイオリン協奏曲第2番」を記事にした際は国内盤CDでエントリーしていました。


   同曲異演盤 : バルヒェット(vn)&ティーレガント/南西ドイツ室内管弦楽団
             ヘンリク・シェリング&マリナー/アカデミー室内管弦楽団




今日の写真 : 秋バラ #2

a0085805_21435263.jpg

                                花霞
                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
                    

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-10-27 21:51 | 協奏曲

ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6

a0085805_206837.jpgram's café menu No.830 : 協奏曲

演奏 : リリー・ラスキーヌ(hp)
      ジャン=フランソワ・パイヤール/パイヤール室内管弦楽団

(  輸入盤 LP ERATO STE 50271  )







 秋には似合わない暑さが続きますが、もうすっかり<秋バラ>のシーズン到来です。散歩がてら、近くの公園のバラ園を覗いてきました。品種によっては、少し前に見頃を過ぎたものも多くて、ちょっと残念! 揚げ句には西風が予想外に強くて、バラの甘い香りもどこかへ吹っ飛んでしまいました。園内をうろうろしてると、もっとちゃんと<秋バラ>を見たいっていう煩悩ばかりが沸々と湧いてきました。明日は全国的に日本晴れ! 風も弱そう~♫ おでかけ日和ですね(笑)。

 さて今日のエントリーはヘンデル作曲「ハープ協奏曲」ですが、もともと「オルガン協奏曲第6番」を編曲したもののようです。でもこの旋律はハープの音色にぴったりで、ハープの煌びやかな音色と気品に満ちた雰囲気、美しさはとても素晴らしいですね。特に第1楽章冒頭、いろんなところでBGMとして使われていて、知らない人はいないくらい有名でしょう。3楽章でも15分程度の比較的短い曲ですが、とても心地よくって、軽やかな気分になってきました。



今日の写真 : 秋バラ

a0085805_21181897.jpg

                                リリベット
                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-10-13 21:27 | 協奏曲

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調Op.92

a0085805_1485749.jpga0085805_1419525.jpgram's café menu No.810 : 交響曲

演奏 : カール・ベーム
      ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1975年3月16日 東京NHKホール
(  国内盤 LP DGG 92MG 0650/3 )







 最近は、週末になるのが、本当に待ち遠しいです(笑)。のんびりと音楽を聴く楽しみは、何物にも代えがたいです。

 今日はカール・ベームの1975年日本公演の演目から、ベートーヴェン/交響曲第7番をエントリーします。この来日公演については、拙ブログのここでも記事にしました。今改めて聴いてみても、学生時代にNHK-FMの生中継で聴いた感激が甦ってくるようです。巨匠ベーム&ウィーン・フィルという組合せの待ちに待った演奏会が、いまそこで行われているという臨場感! ラジカセの前で最高レベルで興奮していました。その感激を今日はLPで聴こうと思います。

 このLP4枚組には「第7番」の他に、ベートーヴェンの「第4番」と「レオノーレ序曲第3番」、シューベルトの「第8番」と「第9番」、ブラームスの「第1番」、そしてモーツァルトの「第41番」、アンコール曲のワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」が収録されています。いずれも名演!
 当時の新聞記事は、吉田秀和氏『肖像画を描くように、すばらしい ”音の誘導” 』(朝日新聞)、柴田南雄氏『音楽の力だけで心を動かす』(朝日新聞)、丹羽正明氏『”伝統の底力”まざまざ』(読売新聞)、岩井宏之氏『ベートーヴェンにみせたカール・ベームの神髄』(毎日新聞)と、絶賛につぐ絶賛の嵐でした。NHKの放送開始50周年記念事業の一つだったそうですが、現在に至っても、質も量も満足度も、これ以上望むことができない最高の<記念事業>であったと思います。

 

今日の写真 : Spring Rose Festa #3

a0085805_15205713.jpg

                                 マジョリカ
                     ( 画像をクリックすると、少し大きな画像で見られます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-06-02 15:32 | 交響曲

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」

a0085805_21173931.jpgram's café menu No.809 : 交響曲

演奏 : アンドレ・クリュイタンス
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

( 国内盤 ETERNA TRADING CDR 039GD  )







 今日は弟が遊びにやってきて、しばし、ハイレゾ音源のオーディオ談義・・。

 弟は最近、せっせとLPレコードのアナログ音源をデジタル化して、PC/Macから無線LANでNASにコピーしているとのこと。またインターネットでハイレゾ音源のサイトから、楽曲をダウンロードしてこれもNASにコピーし、音楽ライブラリーを増やしているらしいのです。実際に彼のMacでONKYOの24bit/96kHzのハイレゾ配信のカラヤン/ベルリン・フィルによる「新世界」を聴かせてもらいました。CDよりもはるかに高音質なんだから、いいよ~と彼は言うのですが、1曲のダウンロード価格が2、500円! とてもとても高すぎます。LPやCDソフトをたくさん抱えている私の選ぶ道ではなさそうです。それでも、素人が簡単にLPレコードをCD化することができるのには、興味が湧いてきました。

 最近、輸入LPクラシック専門店の某社が、版権の切れたオリジナルLP盤をCD-R化して販売しています。<50年という音源の版権切れ、またデジタル技術の進歩により手の届かなかった高額なLPの片鱗だけでも多くの方に低価格で楽しんで頂く事は可能となりました。人間の耳はデジタル化された音を芸術として認識できる能力も備えています。良質な音楽が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。>と何とも嬉しい言葉です。

 今日のお薦めの一枚は、そのCD-Rリストからの一枚、原盤は仏VSM ASDF107です。このクリュイタンス&ベルリン・フィルのベートーヴェンは中古輸入LPのオークション市場でも、目が飛び出るような超高額の一枚として有名です。因みに全集でのオークション即決価格は120万円だそうですよ(驚)。



   同曲異演盤 : カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : Spring Rose Festa #2      神代植物公園

a0085805_19235890.jpg

                                 ファビュラス!
                     ( 画像をクリックすると、少し大きな画像で見られます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-05-26 20:41 | 交響曲

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109

a0085805_15562440.jpgram's café menu No.808 : 器楽曲

演奏 : マウリツィオ・ポリーニ(p)
(  輸入盤 LP DGG 2530 645  )









 毎日、忙しく動き回っています。
 先週末は第7回目の一時帰宅でした。避難生活が長引くにつれて、中学生の頃から長く続けてきた天体観測への思いは募るばかりで、どうしても諦めきれませんでした。今回の一時帰宅でようやく、屋根裏の観測室から赤道儀(EM-200Temma2)を持ち出してきました。初期のFC-100鏡筒(震災の時の揺れで、僅かに光軸がずれたかも)と、ピラー脚は重く大きいので、そのまま屋根裏に置いてきましたが、代替のFSQ-85ED鏡筒とメタル三脚を購入し、どうにか移動観測ができるまでになりました。EM-200Temma2のPC制御による駆動はまだできませんが、12月に大彗星になるであろうと期待されている「アイソン彗星」登場には、まだまだ時間はあるので、じっくりと準備したいと思います。

 ベートーヴェンの最後の3つのピアノ・ソナタについて、ロマン・ロランは、「作品109 は、なお愛人を夢見て、しかもその情念の苦い針からは解放されている。作品110 は、ベートーヴェンを襲った病気の苦悩を光明に転換する。作品111 は、ライオンのごとく、戦いに備えてそのエネルギーを集中するが、与えられた恩寵によって戦いをすることなく、平和の約束の地にその天幕をもうける」と述べたそうです。さて今日のエントリーは、「作品109」ですが、この曲は第3楽章がとても感銘深いです。祈りのような敬虔な美しさがただよう主題はどlこまでも澄み渡っていて、心が洗われます。



   同曲異演盤 : アンドラーシュ・シフ(p)



今日の写真 : Spring Rose Festa      神代植物公園


a0085805_16401053.jpg

                                 クイーンエリザベス
                      ( 画像をクリックすると、少し大きな画像で見られます )

 

 

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-05-19 17:34 | 器楽曲

ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」

a0085805_16244413.jpgram's café menu No.800 : 室内楽曲

演奏 : ギドン・クレーメル(vn)
      マルタ・アルゲリッチ(p) 

(  輸入盤 LP DGG 419 787-1  )







 今日は弥生一日、ようやく春らしい日射しが感じられるようになりました。そして今日は卒業式と、拙ブログの800回記念エントリーと、嬉しいことが重なりました。最近は仕事に忙殺されることも多くて、ブログ更新もままなりませんが、皆さまからの励ましもあってどうにか続いています。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 あの大震災と原発事故があって不自由な避難生活ですが、思いがけずに、前に勤務した学校で再び教壇に立っています。本当に有り難いことで、幸せなことです。最近は涙もろくて困ります。式の途中に幾度も涙腺がゆるんできました。本当に、いい卒業式でした。
 「人間誰しも、上に行けば行くほど、さらにその上があることを思い知ります。上を知れば知るほど、もっと学ばなければどうにもならないことも思い知ります。その時、躊躇せずに次の一歩を踏み出すことが必要になります。そしてその一歩を次の飛躍に繋げるためには、物事に対する自分の覚悟、学ぶ姿勢を忘れないことだと思います。」(fragile28から卒業生へのメッセージ)


   同曲異演盤 : ダヴィッド・オイストラフ(vn)&レフ・オボーリン(p)
             ヘンリク・シェリング(vn)&アルトゥール・ルービンシュタイン(p)
             アンネ=ゾフィー・ムター(vn)&ランバート・オーキス(p)
             カール・ズスケ(vn)&ワルター・オルベルツ(p)





今日の写真 : 800回記念ブログ・エントリー


a0085805_1637282.jpg

                     ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2013-03-01 17:13 | 室内楽曲

ブラームス/交響曲第1番ハ短調Op.68

a0085805_141411.jpgram's café menu No.788 : 交響曲

演奏 : シャルル・ミュンシュ/パリ管弦楽団
(  国内盤 SACD EMI CLASSICS TOGE-15027  )








 2012年最後のエントリーは「第九」ではなく、ブラームスの「第1番」です。生前から<ベートーヴェンの後継者>として認められていたブラームスが、この「第1番」を書き上げるのに要した歳月は、実に21年だったそうです。ベートーヴェンに対し畏敬の念を抱き、強く意識し続けたブラームスですから、この21年という長い時間は、孤独、葛藤、疑心暗鬼などの見えない敵との戦いでもあったと想像します。終楽章には「第九」の第4楽章の「歓喜の歌」に似た荘厳で爽やかな旋律が現れますが、それが次第に情熱的なクライマックスへと展開されていきます。あたかもベートーヴェンの呪縛から解放されたような喜びを感じます。
全4楽章からなるこの「第1番」は、ブラームスらしい抒情性とスケールの大きさも申し分なく、実に堂々としていて、《闇から光へ》という力強い私たちフクシマへの<応援歌>だと思います。大晦日なので年末恒例の「第九」も聴きましたが、熟慮の末のエントリーはブラームスの「第1番」です。

 さてお薦めの一枚は、最近EMIクラシックスのSACDシングルレイヤー・シリーズで発売になった、アナログ時代からの歴史的名盤、ミュンシュ&パリ管による演奏です。SACDシングルレイヤー化の効果はめざましく、ステージの奥行き・広がりが実にすっきりとし、管楽器の音色もしなやか、躍動感あふれるティンパニーは一段と力強く印象的です。これならば、オリジナルLP盤でなくても、十分に音楽を楽しむことができます。



   同曲異演盤 : カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
              カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



今日の写真 : 2012年のバラ   2012年5月26日撮影  神代植物公園

                    コンチェルティーノ              
a0085805_15391254.jpg

                    ( 写真をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます )

             

☆・・
[PR]
by fragile28 | 2012-12-31 15:59 | 交響曲