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ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26

a0085805_1316812.jpga0085805_13182285.jpgram's café menu No.824 : 協奏曲

演奏 : アンネ=ゾフィー・ムター(vn)
      ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
      ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

(  輸入盤 LP DGG 2740 282  )






 


 日本時間、9月1日午前3時からの Berliner Philharmoniker DEGITAL CONCERT HALL ライブ中継を観ました。マンフレート・ホーネック指揮ピッツバーグ交響楽団の演奏会で、前半はヤナーチェク/「弦楽のための組曲」と、ムターをソリストに、ルトスワフスキ/「ヴァイオリンと管弦楽のためのダイアローグ」の2曲。20分の休憩をはさんだ後半は、リヒャルト・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」で締めくくるというプログラムでした。この演奏会は、facebook などで LIVE ONLINE FOR FREE IN TWO HOURS という記事で紹介されていたので、全世界のクラシック音楽ファンの方々に混じって、私も少し早起きをして2時間の無料番組を楽しませていただきました。初めて聴くホーネック&ピッツバーグ交響楽団ですが、ヤナーチェクでは見事な弦のアンサンブルを聴かせてくれたし、「英雄の生涯」でも表情多彩に丁寧に演奏していて素晴らしかったと思います。そして何と言っても、ムターのルトスワフスキ フィルハーモニーに詰めかけた観客の拍手が鳴り止まず、ムターも何度も何度もステージに戻ってきて、大歓声に応えていました。初めて聴いた難解なルトスワフスキの協奏曲でしたが、美しいムターの姿に見とれていたら、瞬く間に終盤へという感じでした(笑)。蛇足ですが、ムターの今日のドレスは、メンデルスゾーンのCDジャケットのドレスに似ていました。いつ見ても美しいですね。

 さて今日のエントリーは、若干17歳のムターが帝王カラヤン&ベルリン・フィルと協演して話題なった一枚です。相手が帝王カラヤンであっても一歩も引けを取らずに、立派な演奏をしています。1980年録音で、このムター&カラヤンの箱物4枚組には、他に、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスの協奏曲が含まれています。


今日の写真 : LIVE ONLINE FOR FREE IN TWO HOURS

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by fragile28 | 2013-09-01 14:53 | 協奏曲

メンデルスゾーン/八重奏曲変ホ長調Op.20

a0085805_5123484.jpgram's café menu No.812 : 室内楽曲

演奏 : ゲヴァントハウス四重奏団
      ベルリン弦楽四重奏団

(  輸入盤 LP ETERNA 725 130  )






 メンデルスゾーンの八重奏曲は、4つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、2つのチェロのために書かれていいます。ですから、八重奏団やイ・ムジチ合奏団やイタリア合奏団などは別として、通常は2つの弦楽四重奏団が共演することになります。この曲、メンデルスゾーンらしく明るく歌に溢れた良い曲なのですが、これだという決定盤がなくて、ただただ弦の厚みで掻きむしったようなうるさい演奏が多いのです。
 今日のお薦めの一枚は、第1ヴァイオリン、カール・ズスケが率いるゲヴァントハウスQt とベルリンQt との共演です。2団体とも音楽性に差異がなくまとまりがよくって、うるさくなりそうな楽曲が室内楽らしく爽やかで楽しく、しかも細やかに演奏されています。しかしこの曲、メンデルスゾーン16歳の時の作品というのですから驚きですね。


  昨夜、久し振りに「らん亭」で食事をしました。6月になるとメインは鱧しゃぶです。さらに昨夜は、この時期には珍しい虎河豚も、お造り、身皮の焼き物、白子のステーキなどいただきました。昨年食べ忘れた一品だったので、とても嬉しくなりました。河豚以外のお造りはアオリイカ、鯛、マコガレイでした。最後のご飯は、蛸と新ショウガの炊き合わせで蛸の表面がサッと焼いてあって、とても香ばしいですね。それに、先ほどの鱧しゃぶスープをかけて、最高に贅沢なお茶漬けでいただきました。いつもいつも美味しい料理をありがとうございます。ご馳走さまでした。


   同曲異演盤 : イタリア合奏団


今日の写真 : らん亭

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by fragile28 | 2013-06-23 06:43 | 室内楽曲

サティ/ピアノ作品集

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演奏 : アンヌ・ケフェレック(p)
(  輸入盤 MIRARE MIR 189  )







 アンヌ・ケフェレックによるサティの新録音は、<SATIE & compagnie (サティと仲間たち)>と題されているように、サティを中心として20世紀初めにパリで活躍した有名、無名の作曲家たちの珠玉の作品集です。セヴラック、フェルー、アーンといった初めて聴く作曲家の作品でも、選曲がいいので、とても親しみやすく穏やかな作品集に仕上がっています。木陰の中でそよ風を感じながら、アンニュイな午後にでも聴いてみたいな曲かなぁ~。仕事で疲れすぎた日にはぴったりですね。


        仕事で疲れすぎた日には
        情緒があらわになる音楽は辛いです
        そよ風のように透明で歪みなく
        きらりと宙を舞うような音楽がいいですね



   同曲異演盤 : フランス・クリダ(p)
             パスカル・ロジェ(p)



今日の写真 : 真夏のような

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by fragile28 | 2013-06-14 18:55 | 器楽曲

ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲ニ長調

a0085805_93483.jpgram's café menu No.773 : 協奏曲

演奏 : モニク・アース(p)
      ポール・パレー/フランス国立放送管弦楽団

(  輸入盤 LP DGG 138988 SLPM  )







 モーリス・ラヴェルは作曲をするにあたって、ある一つの限定を課して作曲をしていたようです。例えば代表作の《ボレロ》は、「ひとつの旋律、ひとつのリズム」だけで書かれています。また、私も好きなピアノ曲《クープランの墓》も《高雅で感傷的なワルツ》もそれぞれに「一つの限定」が課せられているようです。

 これらのお話は吉井亜彦著『名曲鑑定百科』に出ていたのですが、その中で、今日のエントリー曲については、「(左手だけを用いてひくという)困難な自己限定内で、じつにに冴えた手腕を発揮していく。ここで作曲家は、左手だけしか使えないので、曲を技術的に簡単にしたり、音量を両手のときの半分ほど出せばよい、というようにはしない。表現力もビギナー向けの段階で安住してしまう、といった要素もまったくない。すべての側面において、最高難度が要求されている。それでいて課せられた自己限定に対しては、一定の節度がきちんと保たれており、乱暴狼藉をはたらくようなことがない。そのような意味において。《左手のためのピアノ協奏曲》は、作曲家ラヴェルの特色がよく発揮された作品である。」と書かれています。

 さて今日のお薦めの一枚は、ドビュッシー、ラヴェル等のフランス近代作品において高評価を得ていた女流ピアニスト、モニク・アースの演奏です。パレー&フランス国立放送管弦楽団の伴奏は堅固で確実なリズムで支えているので、アースの楽しげで軽やかなピアノがとてもよく映えてきます。垢抜けした小粋でお洒落なピアノは、まさにラヴェルにピッタリの感じです。



今日の写真 : 仙台市野草園 #1

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by fragile28 | 2012-10-06 19:00 | 協奏曲

ヘンデル/王宮の花火の音楽

a0085805_20405638.jpgram's café menu No.766 : 管弦楽曲

演奏 : ジョージ・セル/ロンドン交響楽団
(  国内盤 SHM-CD DECCA UCCD-9646  )








 夏といえば、<花火大会>です。  


 今年もお盆の帰省に合わせて、各地で盛大に花火大会が行われています。昨日は、郡山市の「あさか野夏まつり花火大会」でした。現在の住まいがマンション5階という、花火見物には好条件ともいえる場所なので、今年は不精にも自宅で花火見物をしました。双眼鏡で覗けば、もう視野いっぱいに広がる花火! 花火!! 10秒くらい音が遅れて届くのさえ気にしなければ、とてもお手軽に<花火大会>を楽しむことができました(笑)。

 さて今日の一枚も<花火大会>繋がりです。この曲は、オーストリア継承戦争がアーヘンの和約によって終結し、イギリスの戦勝を祝う式典のためにヘンデルに委嘱された曲ですが、最初のティンパニの連打から堂々として華やかな雰囲気の名曲です。ところでこの式典は1749年4月27日に行われたそうですが、当日はあいにくの雨模様だったらしく、花火はうまく上がらなかったそうです。



   同曲異演盤 : J.F.パイヤール/ENSEMBLE D'INSTRUMENTS A VENT ET PERCUSSIONS
              ジョン・エリオット・ガーディナー/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ



今日の写真 : 『 たまや~』 

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by fragile28 | 2012-08-15 21:35 | 管弦楽曲

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64

a0085805_2141495.jpgram's café menu No.763 : 協奏曲

演奏 : クリスチャン・フェラス(vn)
      コンスタンティン・シルヴェストリ/フィルハーモニア管弦楽団

(  輸入盤 LP 英EMI ASD 278  )







 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン、ブラームスの作品とともに、「三大ヴァイオリン協奏曲」として並び称される名曲中の名曲です。
その美しすぎるメロディのため、<深みが足りない>として敬遠される方もおられますが、たまにはこの美しいメロディにどっぷりと浸ってみるのも悪くはありません。

 今日のお薦めの一枚は、クリスチャン・フェラス&シルヴェストリによるディスク(1957年録音)です。有名な曲だけにたくさんの録音が残されていますが、フェラスのこの演奏はその中でも飛び抜けて素晴らしい名演奏、名盤だと思います。
録音時、若干24歳というフェラスの瑞々しい感性と輝きをじっくりと楽しむことにしましょう。


   同曲異演盤 : ヨハンナ・マルツィ(vn)&パウル・クレツキ/フィルハーモニア管弦楽団


今日の写真 : 兆しは・・


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by fragile28 | 2012-08-05 22:18 | 協奏曲

レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」

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演奏 : エルネスト・アンセルメ
      スイス・ロマンド管弦楽団


(  輸入盤 LP 英DECCA SXL 6141  )






  暑中お見舞い申し上げます


  8月に入り、毎日暑い日が続いていますね。 いかがお過ごしですか? 

  こんな日は、木陰を見つけて、しばらく涼んでいくことにしましょう。
  


 久し振りのお薦め曲は、レスピーギの「ローマ三部作」から「ローマの噴水」です。この暑さに、誰しも「ひと雨欲しいなぁ~」と思うのでしょうが、なかなか思い描いたような夕立もありません。
 さてこの曲は、レスピーギがローマにある数多くの噴水の中から4つを選んで、幻想的に描いたものです。牧歌的な「夜明けのジュリアの谷の噴水」に始まり、「朝のトリトーネの噴水」、そして”愛の泉”として有名な「昼のトレヴィの噴水」、最後は「黄昏のメディチ荘の噴水」で夕暮れの静けさの中に消えるように曲は閉じられます。
 こういった曲はいわゆる<DECCAサウンド>の得意とするところで、あたかもピントがぴったりとあった観光絵葉書でも見ているようです。



今日の写真 : 木陰からの眺め

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by fragile28 | 2012-08-04 13:30 | 管弦楽曲

ブラームス/3つの間奏曲Op.117

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演奏 : グレン・グールド(p)
(  国内盤 SONY SICC 1025  )










 ブラームスが作曲した晩年のピアノ作品Op.117~119の3つの小品集は、いずれも深みを湛え、抒情的でしみじみとした名曲です。ブラームスはこれらの小品のうち、瞑想的でゆるやかのものに、特に「間奏曲(Intermezzo)」という名を付けています。

 さて今日のお薦めは、孤高の天才グレン・グールドの名盤からの一曲ですが、このCDにはブラームス晩年の10曲の「間奏曲」とOp.10の「4つのバラード」から2曲、Op.79の「2つのラプソディ」が収録されています。この「3つの間奏曲Op.117」第1曲は、冒頭に「安らかに眠れ わが子 安らかに美しく眠れ お前の泣くのをみるのがわたしにはたまらない」というドイツの詩人へルターの詩が引用された、子守唄風の曲なんです。グールドの演奏で聴いていると、しだいに瞑想的な気分が強まってきます。静かに始まる演奏ですが、とても優しく、祈りを感じてきます。 美しい!



今日の写真 : Intermezzo


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by fragile28 | 2012-01-21 20:35 | 器楽曲

KAORI MURAJI/Prelude

a0085805_856395.jpgram's café menu No.742 : 器楽曲

演奏 : 村治佳織(guitar)
(  国内盤 DECCA UCCD-9806  )








 粉雪混じりの北風もおさまり、今日は穏やかな大晦日です。

 郡山市内の新居に引っ越して2ヶ月余り経ちますが、この年末年始休みになって、ようやくゆったりとした時間が持てるようになりました。暮れの大掃除もお正月の準備もすべて終わったので、今日は日向ぼっこ(といっても、5階の部屋の中でです。笑)でもしながら、ギタリスト村治佳織さんの新録音を聴こうと思います。

 この初回限定盤SHM-CDには、ボーナスDVD(8分31秒)とミニ写真集が付いていました。DVDに収録された曲はマーラー/交響曲第5番嬰ハ短調の「アダージェット」です。オーケストラ曲のアレンジですが、村治佳織さんの慈しむような、祈るような演奏から優しく紡ぎ出されてくる音楽の何という美しさ! かつて福田進一氏に師事していた頃の、負けん気が強そうで敏感なギター少女という私の勝手な印象は一掃されました(笑)。DECCAレーベルに移籍してからは録音も極めて良くって、ギターの響きがふくよかな感じで自然になりました。これならば安心して居心地のよいひとときが過ごせそうです。

 今年一年、いろんな事がありすぎました。そして皆さまには、多大なご心配もおかけいたしました。いろいろとありがとうございました。
 

今日の写真 : Prelude    


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by fragile28 | 2011-12-31 10:13 | 器楽曲

グリーグ/抒情小曲集

a0085805_858197.jpgram's café menu No.692 : 器楽曲

演奏 : リヴ・グラーセル(p)
(  輸入盤 SIMAX PSC 1291  )








 
 現代ピアノの御三家といえばスタインウェイ(アメリカ)、ベーゼンドルファー(オーストリア)、ベヒシュタイン(ドイツ)ですが、かつてフランスにも「エラール」という名門ピアノメーカーがあったそうです。エラールは、かのフランツ・リストが愛したピアノといわれていますが、20世紀になって会社が倒産してしまい、現在、エラール社のピアノはこの世界に現存するだけの貴重なピアノということになります。私はこの貴重なエラールを、2008年2月の<池上實相寺サロン・コンサート>で聴きました。寺神戸亮氏と今村友子さんのデュオで、オリジナルCD「Tomoko play TOMOKO」から10曲近くが演奏されたのですが、この時、今村友子さんが使用したピアノがエラールでした。エラールの柔らかく木質系の音色がとても温かく、心地よかった記憶があります。小振りなので大きな音は無理でしょうが、少人数のサロン・コンサートにはとてもよく似合います。

 さて今日のお薦めは、グリーク作曲『抒情小曲集』です。このCDには、全66曲の中から18曲が収録されていて、「昔むかし」に始まり「鐘の音」で終わる構成は、グリーグとともに人生を静かに回顧するようです。また、ここで演奏しているリヴ・グラーセルは、1960年代半ばRCAレーベルに初の「抒情小曲集」全曲録音をしたノルウェーのピアニストで、新録音のこのCDは、母国ノルウェーでベストセラーになったそうです。しかも、使用楽器は1853年製エラール・グランドピアノときてますから、その心地よい木質の響きと温かい余韻は格別に素敵です。


   同曲異演盤 :  エミール・ギレリス(p)


今日の写真 : 聞こえる?


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                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

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by fragile28 | 2010-11-23 12:40 | 器楽曲