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バッハ/ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049

バッハ/ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049_a0085805_15405134.jpgram's café menu No.621 : 協奏曲

演奏 : ラインホルト・バルヒェット(vn)
      クラフト・トーヴァルト・ディロー(fl)、ハルムット・ストレーベル(fl)
      フリードリヒ・ティーレガント/南西ドイツ室内管弦楽団

(  輸入盤 LP BERTELSMANN 11364  )






 バッハ作曲の《ブランデンブルグ協奏曲全6曲》は、それぞれ楽器編成や形式に創意工夫を凝らした傑作揃いです。その形式の基本は、複数の楽器で構成される独奏楽器グループと弦楽オーケストラに分けられた「合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ」に置かれています。しかも、独奏楽器の構成・楽想がとてもバラエティ豊かで、それぞれに個性的な魅力を放っています。
 
 さて今日はラインホルト・バルヒェットの最初の録音(1960年EURODISC原盤)でエントリーします。第4番の独奏楽器はヴァイオリン、フルート2ですが、ヴァイオリンの重要性が著しく、あたかも「ソロ協奏曲」のようにヴァイオリンが活躍します。バルヒェツトのヴァイオリンは端正で折り目正しく、如何にもドイツ風といえるようないぶし銀的な輝きがあります。それが南西ドイツ室内管弦楽団の柔らかく澄んだ響きの伴奏にのって、最高レベルの演奏を快調に繰り広げています。このLPは、ひとえにバルヒェットの活躍が魅力の《ブランデンブルグ協奏曲全6曲》といえます。


   同曲異演盤 : フランツヨーゼフ・マイアー(vn)&マルティン・リンデ(fl-tr)/コレギウム・アウレウム合奏団



今日の写真 : シャガ    2010年4月18日撮影   国立科学博物館附属「自然教育園」


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                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )










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by fragile28 | 2010-04-24 17:11 | 協奏曲


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