シューベルト/ピアノ五重奏曲イ長調Op.114 D.667 「ます」

a0085805_4521164.jpgram's café menu No.639 : 室内楽曲

演奏 : ジェイムズ・レヴァイン(p)、ゲルハルト・ヘッツェル(vn)
      ヴォルフラム・クリスト(va)、ゲオルク・ファウスト(vc)
      アロイス・ポッシュ(cb)

(  輸入盤 DGG 431 783-2  )






 ピアノ五重奏曲は通常、弦楽四重奏にピアノを加えた形で書かれることが多いのですが、シューベルトのこの曲では第2ヴァイオリンの替わりにコントラバスが加えられていています。低音域をしっかりと支え安定した響きが特徴になります。当然ですが、ピアノとともにコントラバスの担う役割は大きいと思われます。
 今日の演奏でコントラバスを担当しているのは、ウィーン八重奏団やウィーン・リング・アンサンブルのメンバーも務めているアロイス・ポッシュです。彼がシューベルトのこの曲の録音で、最初に登場したのは1983年録音のアンドラーシュ・シフ&ハーゲン四重奏団員とのアンサンブルでした。1959年生まれのポッシュ他、メンバー全員が皆若くて、その瑞々しい表現が聴きどころでした。そして2度目の録音となった1990年録音のグラモフォン盤が、今日のお薦めの一枚というわけです。

 この演奏でピアノを弾いているのは、指揮者として有名なジェイムス・レヴァインです。実はレヴァインはピアノの名手でもあり、数々の室内楽の録音を残しています。このディスクはそのレヴァインの快適で清新なピアノと、ウィーン・フィルのコンサート・マスターのヘッツェル、ベルリン・フィルの首席ヴィオラのクリスト、首席チェロのファウスト、そしてウィーン・フィルのポッシュという、夢のような共演による録音でした。溌溂としたレヴァインのピアノですが、決して出しゃばらず、ちょっと控えめなくらいに室内楽に徹しています。ピアノと弦とのバランスがとてもよく、美しい音で奏でるアンサンブルには、清々しさと安定感があります。いい演奏です。



   同曲異演盤 : エミール・ギレリス(p)、ツェペリッツ(cb)&アマデウス四重奏団員
             田部京子(p)、ペトル・イウガ(cb)&カルミナ四重奏団             
             パウル・バドゥラ=スコダ(p)&ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団員




今日の写真 : 薔薇の季節#4  2010   2010年6月9日撮影  双葉ばら園


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                    昨日、少し早起きをして通勤途中に近くのバラ園を覗いていきました。
                    ようやく、いい感じに咲きそろってきました。朝靄が露として花弁に残り、
                    朝陽を受けて、きらきらと美しく輝いていました。
                    朝早いので、見物客は私ひとり!何とも贅沢で幸せなひとときでした。

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                    スペルバウンド  アメリカ 2006年


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                    キャプリス ドゥ メイアン  フランス 1984年



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                    花笠  日本 1972年



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by fragile28 | 2010-06-10 21:08 | 室内楽曲


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