ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105

a0085805_1784849.jpgram's café menu No.641 : 室内楽曲

演奏 : エマーソン弦楽四重奏団
(  輸入盤 DGG 477 8765  )







 昨日の12日は、福島市音楽堂でエマーソン弦楽四重奏団のコンサートを聴いてきました。プログラムは、次の3曲でした。

    ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105
    ヤナーチェック/弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
    ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96


 エマーソン弦楽四重奏団はアメリカ合衆国建国200年にあたる1976年に結成されたそうですから、すでに30年以上にもわたり第一線で活動を続けています。グラモフォン・レーベルから多数のCDをリリースしています。私も彼らのCDを多数持っていますが、演奏会に行って初めてわかったことは、曲によって第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが交代することと、チェロ以外の3人は立って演奏することです。確かウィーン・リング・アンサンブルやパイヤール室内管弦楽団も立って演奏するスタイルでしたが、弦楽四重奏で目にするのは、私は初めてでした。
 昨日は第1曲目「第14番」の第1ヴァイオリンはフィリップ・セッツァーで、残り2つはユージン・ドラッカーでした。ともにエマーソン弦楽四重奏団の創設メンバーですが、私的な好みは後者の演奏でした。福島市音楽堂大ホールは音響のいいホールといわれていますが、私には若干、残響が多いように思えることがしばしばあります。昨日も最初の「第14番」において、強奏する弦の響きに豊かすぎる残響が重なってしまい、生き生きとしたリズムが所々ダンゴになってしまい、残念でした。2,3曲目は力が抜けた演奏で弦の奏でる音色の深さに心奪われ、惚れ惚れとしました。さすが、<当代きっての弦楽四重奏団!>です。民族色濃厚なプログラムを、叙情豊かに描いていました。そして、アンコール曲は以下の2曲でした。

    ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲のための『糸杉』から  第11曲 : 自然はまどろみと夢の中に
    バッハ/平均律クラヴィーア曲集から4声のフーガ BWV.878
(?)
    
 とりわけ、ドヴォルザークの『糸杉』からの一曲は、アンコールにぴったりの佳曲でした。旋律は美しく、軽快なスケルツォですが、ほんのりと胸を刺激する哀愁を感じて、愛おしくなってきます。素晴らしい演奏会でした。



今日の写真 : 午後のひととき


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                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )





                    エマーソン弦楽四重奏団
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by fragile28 | 2010-06-13 20:13 | 室内楽曲


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