ram's café menu No.664 : 協奏曲
演奏 : ローベルト・ヴォルフ(Traversflöte),吉野直子(hp) ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ( 輸入盤 TELDEC 3984-21476-2 ) 私の居住地の近くで、今日の最高気温は37℃を超えた猛暑日でした。海に近いので、いつもは窓外から、爽やかな風が吹き込んできます。しかし、今日の風は<熱風>でした。エアコン設備がない職場なので、とても耐えられる状況ではないのですが、とにかくこの猛暑を我慢するほかありません。デスクワークをしていても、たらりと汗が出てきます。辛いです(笑)。 もちろん帰宅後は、我が家のエアコンをフル稼働させています。まさしく、昼間の灼熱地獄とは全く異なる別世界にいます。そこで今日は、天国の調べを思わせるモーツァルトを聴こうと思います。今日のCDには、この協奏曲と「オーボエ協奏曲K.314」、「クラリネット協奏曲K.622」が収録されていて、何とも豪華絢爛な一枚です。しかし古楽器による演奏は、華やいだ優雅さというものではなくて、鄙びた雰囲気の落ち着き、のどかさを感じさせてくれます。 さて、今日のお薦めの「フルートとハープのための協奏曲」ですが、第2楽章アンダンティーノの嫋やかなトラヴェルソが、文句なく絶品ですよ! その鄙びたゆったり感が素晴らしくいいと思います。そして第3楽章の清冽でしなやかなハープとトラヴェルソの掛け合いにもうっとりです。全体を通してですが、アクセントに特徴の《アーノンクール節》が珍しく気にならない演奏でした。 同曲異演盤 : ランパル(fl)&ラスキーヌ(hp)、パイヤール/室内管弦楽団(1964年) グラーフ(fl)&ホリガー(hp)、ローザンヌ室内管弦楽団 シュルツ(fl)&サバレタ(hp)、ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 有田正広(fl)&長澤真澄(hp)、寺神戸亮/東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ ランパル(fl)&ラスキーヌ(hp)、パイヤール/室内管弦楽団(1959年) ニコレ(fl)&ローゼ・シュタイン(hp)、リヒター/ ミュンヘン・バッハ管弦楽団 今日の写真 : 灼熱の午後
by fragile28
| 2010-08-24 21:52
| 協奏曲
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