ram's café menu No.780 : 管弦楽曲
演奏 : カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 ( 輸入盤 LP 英DECCA SXL 2204 ) 立冬も過ぎ一雨ごとに秋が深まります。木枯らしの中、ぶらり散歩をしていると、ちょっとした陽だまりでも嬉しくなる季節です。そして、時間の経つのも、とても速く感じられます。 さてさて、静かな日曜日のひとときに、バッハの《音楽の捧げもの》はどうでしょう。バッハ最晩年のこの作品、フリードリヒ大王から与えられた一つの厳かな主題をもとに書かれた<傑作中の傑作>です。全体は3声と6声のリチェルカーレと10のカノン、そしてフルートとヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタからできています。トリオ・ソナタでの楽器編成以外、楽器指定や演奏順の指定がされていないので、演奏では多様な試みがされてきました。 今日はこの曲を、豊潤な響きの弦合奏で聴きます。モダン楽器による古典的名盤といわれた一枚ですが、このミュンヒンガー盤で聴く3、6声のリチェルカーレはいかにもドイツ的というか、構成美が際立った演奏です。絢爛豪華な紅葉絵巻に負けない典雅さ、豪華さが感じられますね。 ミュンヒンガー&シュトゥットガルトCO.はDECCAレーベルに1959年と1976年の2回、《音楽の捧げもの》を録音していますが、これは1959年録音の旧盤です。 同曲異演盤 : ニコレ(fl)、ジャコテ(cemb)&バウムガルトナー/ルツェルン弦楽合奏団 クルト・レーデル/ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団(モノラル録音) クルト・レーデル/ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団(ステレオ録音) ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス バルトルド・クイケン、シギスヴァルト・クイケン他&グスタフ・レオンハルト 今日の写真 : 絢爛 ( 写真をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます ) ( 写真をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます ) ( 写真をクリックすると、大きな画像でご覧いただけます )
by fragile28
| 2012-11-11 21:04
| 管弦楽曲
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