ブラームス/ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83

a0085805_2038243.jpgram's café menu No.793 : 協奏曲

演奏 : ヴィルヘルム・バックハウス(p)
      カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

(  輸入盤 LP 英DECCA SXL 6322  )







 今日は「第3回NHK交響楽団いわき定期演奏会」があって、エレーヌ・グリモーのピアノ独奏、デーヴィッド・ジンマン指揮NHK交響楽団によるブラームス「ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83」を聴いてきました。

 ブラームス48歳の時の作品で、交響曲第2番や第3番によって、交響曲作曲家として確固たる地位を築いた頃の作品です。全体は「ピアノ・ソロを含む交響曲」と評されるように、4楽章からなる大曲です。通常、交響曲は3楽章形式が一般的でしたが、ブラームスはこの曲の第2楽章にスケルツォ風の楽章を入れて4楽章にしました。この曲はいつもバックハウス&ベームの名盤で聴いているのですが、その印象は<枯れた味わいと悠然とした風格、落ち着いた重厚さ>だったのですが・・・

 さて、グリモー&ジンマンですが、ひと言で言えば、エネルギッシュです。スタインウェイが悲鳴をあげそうなくらいの ffff  とにかくグリモーのピアノは力強く強靱でした。ちょっとテンポを動かすのが気になりましたが、オーケストラと丁々発止に渡り合うさまは、じつに爽快といえなくもありません。ただ、私の好きなブラームスとは少し違うブラームスでした。「鍵盤の獅子王」の異名をもったバックハウスと比べるのは可哀相ですが、こんなに<力で押しまくる>ブラームスは聴きませんでした。テクニックは素晴らしく優れていると思いますので、もうちょっと円熟し落ち着いた風情がでたころに、また聴いてみたいと思いました。


   同曲異演盤 : バックハウス&ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(国内盤SHM-CD)



今日の写真 : 初春の香り   ロウバイ

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                        全体に淡黄色で中央部が暗紫色ものが「蝋梅」、
                   中央部まで花全体が黄色のものが「素心蝋梅」なのだそうです
                        
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by fragile28 | 2013-01-20 22:08 | 協奏曲


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