ram's café menu No.842 : 声楽曲
演奏 : エディット・マティス(S)、ユリア・ハマリ(A) ヴィエスワフ・オフマン(T)、カール・リッダーブッシュ(B) カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 &ウィーン国立歌劇場合唱連盟 ( 国内盤 DGG 3111-12 ) 今日は福島市音楽堂大ホールで福島楽友協会合唱団の「第52回定期公演」がありました。 第1部.混声合唱とピアノのための組曲「夢の意味」 第2部.「あのころの唄」-Part Ⅳ- 第3部.モーツァルト/レクイエムK.626 そしてアンコールにモーツァルト/モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618 という演目でした。なお伴奏を務めたのは、郡山市を中心に活動している室内オーケストラ、アマデウス室内管弦楽団でした。 いつも聴いている高校生の女声コーラスとはちがって、さすがに成熟した大人の混声4部合唱でした。ガラス細工のような繊細な輝きではなく、とても力強くて安定し、包み込まれる安らぎを感じました。しっとりと成熟したソプラノは美しく優しく、危ういところはありません。ナマで成人のコーラスを聴いたのは、かなり昔のN響「第九」以来でしたが、『合唱王国ふくしま』の実力を再認識してきました。 福島楽友協会合唱団は1990年創立で、これまで50回を超す定期公演、2回の東京公演、5回の海外公演や多数の特別講演を行ってきたそうです。これまでの演奏作品一覧には、バッハの「ロ短調ミサ」「ヨハネ受難曲」、モーツァルトの「戴冠ミサ」「レクイエム」「孤児院ミサ」「大ミサ」、ベートーヴェンの「荘厳ミサ」など有名曲はもちろん、ブラームス、フォーレ、ヴィヴァルディ、ペルト、ドヴォルザーク、ブルックナー、プーランク、ヘンデル、ロッシーニ等々、たくさんの作曲者名が記載されていました。クラシック界では、とかく<遠くの神様>ばかりが注目されますが、私たち「ふくしま」の地元の合唱団は、どれも『合唱王国』に相応しく素晴らしい演奏を聴かせてくれます。地元を誇りに思う素晴らしい演奏会でした。ありがとうございました。 同曲異演盤 : ウィリアム・クリスティ/レザール・フロリサン カール・リヒター/ミュンハン・バッハ管弦楽団&合唱団 今日の写真 : 第52回定期公演 2014年1月13日 福島市音楽堂大ホール ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
by fragile28
| 2014-01-13 22:02
| 声楽曲
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