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モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481

モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481_a0085805_20145242.jpgram's café menu No. 9 : 室内楽曲

演奏 : ワルター・バリリ(vn)
     パウル・バドゥーラ=スコダ(p)

(  国内盤 LP  WL 5394  )






 モーツァルトは約40曲ものヴァイオリン・ソナタを作曲したけど、今日、親しまれているものは、そう多くないのです。どうも、初期の作品では、ヴァイオリン・ソナタとはいっても、どちらかといえばピアノ主導で、ヴァイオリンは伴奏にすぎなかったかららしいです。しかし、25番あたり以降の作品はしっかりとした構成で、ヴァイオリンの旋律も美しく、2つの楽器が一つに融け合うような魅力あふれた曲になってきます。

 今年はモーツァルト生誕250年ということで、モーツァルトの作品が数多くCDになって発売されています。ヴァイオリン・ソナタだけでも マンゼ、ポジャー、そしてムターと、新盤が次々と発売されてきました(おかげで、出費もかさみました)。
 録音はどれも素晴らしいです。でも、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの演奏として、ここでは1954年録音のバリリのものを最初に紹介します。ピアノもパウル・バドゥーラ=スコダでいうことありません。どこまでも優雅で、甘美な中に気品がただよう演奏なのです。グリューミオー&ハスキル盤の歴史的名盤もありますが、バリリの演奏を聴いてみて下さい。



今日の写真 : 柔らかな陽の光

モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481_a0085805_20445637.jpg

     エノコロクサ ( 別名 猫じゃらし )
by fragile28 | 2006-09-25 20:49 | 室内楽曲


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