モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491

a0085805_20472253.jpgram's café menu No.81 : 協奏曲

演奏 : クララ・ハスキル(p)
     イーゴリ・マルケヴィッチ/ラムルー管弦楽団

( 輸入盤 Ph 442 633-2 )




 モーツァルトは1784年にピアノ協奏曲第14番~第19番を、1785年には第20番~第22番、そして1786年には第23番~第25番まで合計12曲ものピアノ協奏曲の傑作を作曲しています。この集中は、恐ろしいばかりの奇跡といえます。
 以前に科学雑誌で、われわれの銀河系とアンドロメダ銀河とは遠い将来に衝突をするだろうとの記述を読みました。そして、その時に莫大なエネルギーが衝撃波となって放出され、新しい恒星が次々に誕生するらしいのです。モーツァルトにしてもベートーヴェンにしても、ある時、集中的に何曲もの傑作をものにしています。彼らの脳裡には、メロディーの衝撃波が次々と押し寄せてきていたのかもしれませんね。ミクロの世界の音符が、壮大な宇宙では1個の恒星であったり・・・?(ちょっと飛躍、妄想が過ぎたようですね。爆)

 このピアノ協奏曲第24番は、第20番と同様に短調で書かれています。それぞれに甲乙つけがたい名曲で、私は欲張りなので、どちらも好きです。今日のCDでは、この2曲をカップリングして1枚におさめてあります。マルケヴィッチの指揮には、出だしから張りつめた緊張感が感じられ、劇的な伴奏となっています。それに対抗するかのようにハスキルのピアノ独奏が絡んできますが、好みでいえば、第2楽章の緩徐楽章ラルゲットは、美しく気品がただよっていて、大好きです。


今日の写真 : 朝日に染まる

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by fragile28 | 2007-01-12 21:45 | 協奏曲


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