シベリウス/樹の組曲Op.75

a0085805_19214199.jpgram's café menu No.82 : 器楽曲

演奏 : マリタ・ヴィータサロ(p)
( 国内盤 FINLANDIA WPCS-21229 )







 2007年は. シベリウス没後50年のメモリアル・イヤーです。
 
 1914年に作曲された作品75の5つ小品は、今日では「樹の組曲」として、シベリウスのピアノの作品の中では、最も広く知られています。5つの小品には、それぞれに標題がつけられています。標題は「ピヒラヤの花咲く時」「孤独な松の木」「はこやなぎ」「白樺」「樅の木」です。いずれも2~3分の短かさで、華美な世界とは無縁な簡潔で美しい小品です。標題に使われている木、たとえば「白樺」は夏のフィンランド、「樅の木」は冬のフィンランドを象徴する木なのだそうです。この組曲は、フィンランドの自然そのものを音楽にしたようなものです。

 今日の演奏はヴィータサロの『北の詩情~シベリウス:珠玉のピアノ小品集』というCDに収録されています。ヴィータサロのピアノの響きは透明無垢で、きらりとした音の粒が次々とこぼれ落ちてくるようです。湖面に光る星屑のような美しさがあります。とてもいいです。
 
 暖かい珈琲でも飲みながら聴くことにします。


今日の写真 : 地上の星屑

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by fragile28 | 2007-01-13 13:29 | 器楽曲


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