ram's café menu No.84 : 室内楽曲
演奏 : ウィーン室内合奏団 ( 国内盤 De COCO-75373 ) 唐突ですが、お月見といえば、「中秋の名月(十五夜)」と後の月の「栗名月(十三夜)」が有名です。ところが江戸時代には正月と七月の二十六夜に月を待つという「二十六夜待」という風習もあったそうです。月を待つといっても、実際の月の出は明け方の4時半頃ですから、一晩中起きていなければなりません。さぞ辛かったことでしょうね。でもこの「二十六夜月」は下弦の三日月にあたり、とても綺麗なのです。夕方の三日月とは違い、まだ空も澄んでいるので、いわゆる「地球照」という現象もはっきりと観察できます。実は今日1月16日が、この正月の「二十六夜月」でした。 この4年間、仕事の日はいつも遠距離通勤(午前6時にはもう運転中です)のために朝は5時起きです。1時間くらいの早起きは平気なので、ちょっと早起きをして今朝の「二十六夜月」の写真を撮りました。その後の通勤途中でも太陽はまだ昇らないので、この月を正面に見ながらの運転でした。 今日のCDは弦楽四重奏にホルン2本というかわった編成の六重奏曲です。作品番号は遅いのですが、実際はベートーヴェン25歳頃の作品だそうです。ホルンのおどけた陽気な響きが何とも楽しい曲です。今朝の通勤の音楽は、この曲と同じCDにカップリングされている「七重奏曲」でした。約1時間の通勤、ちょうどこのCD1枚が聴き終わります。爽やかな気持ちで職場につきました。 今日の写真 : 二十六夜の月 2007年1月16日午前5時45分撮影 「地球照」とは月の影の部分に、地球からの反射があたりうっすらと見える現象です。 左の明るい☆は木星、中央左下はさそり座の1等星、アンタレスです。(1月15日4時50分) たった30秒の露出で、こんなに写ってしまいます。(ほんと、お手軽記録写真です)
by fragile28
| 2007-01-16 21:07
| 室内楽曲
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