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バッハ/パルティータ全曲BWV.825~830

バッハ/パルティータ全曲BWV.825~830_a0085805_15341241.jpgram's café menu No.86 : 器楽曲

演奏 : グレン・グールド(p)
(  輸入盤 LP CBS S 72521~2  )








 今日から、大学入試センター試験が始まりました。過度の緊張と不安から、いつもの力を発揮できない受験生もいることでしょう。ありきたりに、 " 落ち着いて!、ファイト!、ガンバ!"という励ましの言葉しか掛けてあげられませんが、とにかく自分を信じて目の前の問題に全力を尽くしましょう。

 最近は、イヤホンで外界の騒音を遮断して、自分だけの世界へ入り込んでいる人の姿をよく見かけます。シャカシャカと洩れ聞こえる音からは、思考するということからは遠いような気もしますが、人それぞれ目的とするところが違いますから、余計なお世話ですね。
 考え事をするにも邪魔にもならずに、興奮させるのではなく落ち着かせてくれる音楽の最右翼がバッハの器楽曲かなと、私は思っています。変にメロディーが心に残るでなく、そよ風のように気持ちよく流れていきます。すーっと気持ちが落ち着いていきますから、ヒーリング効果抜群です。

 今日のお薦めの曲は、グールドの演奏するパルティータです。彼は、絶頂期(32歳頃)にステージでの演奏活動を中止してしまったそうです。録音の世界のみに「芸術の可能性」を求めたわけで、指揮者チェリビダッケとは対極にある考えですが、グールドの数多くの名演奏の中でも、このパルティータやゴールドベルグ変奏曲などバッハの作品は、どれを聴いても素晴らしい演奏だと思います。


今日の写真 : 北野天満宮の白梅  1995年2月上旬撮影

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            もう北野天満宮の梅が咲き出したそうです。暦では「大寒」なのですが、日本全国暖冬です。
            これは、雪景色の金閣寺が見たくて2月の京都に行った折に、北野天満宮で撮影した白梅です。

            あいにくその年も暖冬で、日中の気温は17℃もあり、金閣寺に雪はありませんでした。
by fragile28 | 2007-01-20 11:28 | 器楽曲


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