ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲イ長調OP.81

a0085805_901664.jpgram's café menu No.87 : 室内楽曲

演奏 : エディット・ファルナディ(p)
      バリリ四重奏団

( 国内盤 LP W G-10502 )






 今日はドヴォルザークの室内楽曲中の屈指の傑作、ピアノ五重奏曲イ長調を聴きます。演奏は、この曲の決定盤ともいえるバリリ四重奏団(1953年録音)のものです。

 第1楽章冒頭、静かなピアノに導かれチェロが歌い出す凛とした第1主題のなんと美しいことか!このメロディーを聴いただけで、気分はもうボヘミア上空を滑空しているようです。そして、第2楽章「ドゥムカ」や第3楽章の「フリアント」は、舞曲のリズムでつくられていて素敵な楽章です。その切れのいいリズムのなかに、チェロがたっぷりとした響きを聴かせます。とても美しい対比です。終楽章は明るく颯爽としていて歯切れがいいです。バリリ四重奏団の格調高い調べが聴ける一枚です。

 1921年生まれのワルター・バリリは、若干19歳でウィーン・フィルのコンサートマスターに就任したそうです。1945年にバリリ四重奏団を組織し、演奏会やレコーディング活動を重ねていました。ところが、1950年代末に、バリリが右腕神経性麻痺になってしまい、四重奏団は解散してしまいました。私たちはLPやCDでしか聴くことができないのですが、バリリの演奏からは温かく優美な音色だけでなく、気品と知性を感じることができます。


今日の写真 : 素心蝋梅  2007年1月21日撮影

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   蝋細工のような、半透明の花びらが青空を背景に綺麗でした。
  山と渓谷社「野外ハンドブック」によると、中心部に濃い紫色の小さな花弁があれば「ロウバイ」、
  全体が黄色の花弁のものを「ソシンロウバイ」というそうです。いずれにしても、梅の仲間ではなく
  きちんと、「ロウバイ科」があるようです。
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by fragile28 | 2007-01-21 16:18 | 室内楽曲


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