ram's café menu No.92 : 室内楽曲
演奏 : ラサール弦楽四重奏団 ( 輸入盤 LP DGG 2530 351 ) この作品130の曲はもともと6楽章構成ですが、その終楽章が長大なフーガで書かれていたため、初演のときは評判が悪かったそうです。そこで、ベートーヴェンは終楽章を書き直し、初演時のフーガは独立して「大フーガ変ロ長調Op.133」となりました。いろんなCDをくらべてみると、1枚のディスクに余裕があるためでしょうか、多くのCDは第6楽章として大フーガを演奏(原典版)し、更にオマケのようにアレグロの終楽章を収録してあります。 今日のラサール弦楽四重奏団のCD(POCG-2761)でも、そのような形で編集されています。 しかし最初の1973年発売のLPでは、大フーガ付きの原典版としての演奏でした。オマケのアレグロはついてませんが、今日はこのLPを聴いてみたいと思います。 ところで、最近のアナログプレーヤーは、よほどの傷がない限りはほとんど雑音がありません。固定観念的にあったLP特有の針音は少ないのです。技術の進歩に驚いてしまいます。しかもSACDやCDの音は綺麗なのですが、芯の細いおざなりの自己主張しかしてくれません。それに比べLPは時に絹糸だったり木綿だったり、変化があって楽しいのです。下の今日の写真はram's café のオーディオ装置で、2セットあるうちのメインとしているものです。 今日の写真 : オーディオ
by fragile28
| 2007-01-28 20:37
| 室内楽曲
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