ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」

a0085805_2073385.jpgram's café menu No.135 : 器楽曲

演奏 : ウィルヘルム・バックハウス(p)
(  輸入盤 LP 独DECCA SXL 2116-B  )







 会津若松市の「鶴ヶ城」も桜の名所として知られています。
 ここに土井晩翠の作詞した『荒城の月』の歌碑があります。晩翠は旧制高校在学中に会津の地を訪れ、深い感銘をうけて『荒城の月』を作詞したそうです。ちなみに作曲は滝廉太郎です。

   春高楼の花の宴、
   めぐる盃影さして、
   千代の松が枝わけ出でし
   むかしの光いまいづこ。

 現在の天守閣は昭和40年に昔の姿そのままに再建されて、現在は「荒城」とはいいがたいのですが、土井晩翠は春爛漫と咲き乱れる桜に鶴ヶ城の美しい姿を重ねていたのかも知れません。

 今日のお薦めの曲は、「月」にちなんでベートーヴェンの『月光ソナタ』です。ベートーヴェン自身が標題を付けたのではないのですが、月明かりのような幻想的な雰囲気はこの愛称にピッタリです。前回の同曲同演奏のエントリーは国内盤CDでしたが、今日はLPジャケットで紹介いたします。
 今でこそ、どこの観光地でも何かといえばライトアップばやりですが、ほんのちょっと昔には、月明かりくらいしか闇夜を照らす明かりはありませんでした。私だって月明かりを頼りに桜の木の下で花見をした記憶があります。あちこちのライトアップを見るにつけ、あの「石油ショック」は何だったの? 電力の節約はもう必要ないことなの? と考えてしまいます。


今日の写真 : 満開の桜と鶴ヶ城

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by fragile28 | 2007-04-23 15:27 | 器楽曲


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