モーツァルト/ディヴェルティメント変ホ長調K.563

a0085805_19432184.jpgram's café menu No.140 : 室内楽曲

演奏 : ギドン・クレーメル(vn)
      キム・カシュカシヤン(va)、ヨーヨー・マ(vc)

(  輸入盤 LP CBS IM 39561  )






 今日はモーツァルトの最後のディヴェルティメントK.563を久し振りに聴きます。この曲のCDやLPはそんなに多くはなく、前回は『アルノルト・シェーンベルク・トリオ』をエントリーしました。クスマウルのとびっきり美しいヴァイオリンの音色、ヴィオラのクリストやチェロのファウストなどの名人芸、アンサンブルとしての完成度の高さなど、申し分なく極上のものでした。

 2回目のエントリーとなるこのLPは、それこそ豪華メンバーによる演奏ですから期待が持てます。ヴィオラの抑えた渋めの音色とともに、チェロやヴァイオリンが綿々と美しい旋律を綴っていき、出だしから聴き手をぐいぐいと引きつけていきます。クレーメルのヴァイオリンはクスマウルよりも繊細で絹糸のような輝きを持っています。たまにその繊細な美しさに気疲れすることもありますが、ここでは、チェロの自然なフレージングがそれを優しく包んでくれていて、心地よく聴けます。

 『モーツァルト健康法』なるものの中でこの曲は、《けだるい自分を慰め元気づけたい》時に聴くといいと紹介されています。GWも後半に入ったいま、ちょとした気持ちの疲れを癒やし、再びテンションを回復するのにいいかも知れません。


   同曲異演盤 : アルノルト・シェーンベルク・トリオ


今日の写真 : ネメシア・ダニッシュフラッグ

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by fragile28 | 2007-05-03 14:43 | 室内楽曲


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