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モーツァルト/セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」

モーツァルト/セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」_a0085805_15395482.jpgram's café menu No.202 : 管弦楽曲

演奏 : ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
(  輸入盤 EMI 3 43424 2  )







 私がたびたびエントリーするこの曲は、オーボエ2、クラリネット2、バセット・ホルン2、ホルン4、コントラファゴット1(あるいはコントラバス)という13の管楽器のために書かれています。いろんなディスクでこの曲を聴いてみて思うことは、腕の確かな13人の管楽器奏者によって紡ぎ出される音楽の偉大さです。13の管楽器が自由自在に駆使されて、それが調和のとれた美しい響きとなってあらわれる音楽の何と愉しいでしょう。多くの方に、是非にとお薦めしたい一曲です。

 ブログ2年目にあたり、私の所有しているこの曲のLPやCDをMy favorite K.361 としてまとめてみましたので、そちらへもお立ち寄り下さい。

 さて、今日はベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブルによる新録音です。この団体による同曲の録音は、メンバーの違いはありますが、これまで何枚もでています。共通した私の印象は、管楽器の柔らかな音色とアンサンブルの愉しさなんですが、新録音でもそれを感じました。
 ところでこの曲は7つの楽章からできているのですが、今回のCDでは嬉しいことに19のトラックに分けられています。私の好きな第2楽章第2トリオもすぐに選曲できるし、第6楽章の主題と6つの変奏もそれぞれ別のトラックになっていて、繰り返し聴くのにはとても便利ですね。

  


今日の写真 : シュウメイギク ( 秋明菊 )   

モーツァルト/セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」_a0085805_1785360.jpg

     我が家の庭にも咲いています。
     《秋明菊》といっても菊ではなくアネモネの仲間です。また、一重の花は花弁でなく
    萼のようです。
by fragile28 | 2007-09-17 17:17 | 管弦楽曲


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