ram's café menu No.236 : 交響曲
エリーザベト・シュワルツコップ(S)、カベルティ(MS) エルンスト・ヘフリガー(T)、エーデルマン(B) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団&ルツェルン音楽祭合唱団 録音 : 1954年8月22日 ( 国内盤 LP 日本コロンビア OB-7370/71-BS ) おはようございます。今日は12月1日、いよいよ2007年も12月に入りました。12月といえば、『第九』の季節です。師走になると、あちらこちらで『第九』の演奏会が開かれるようになります。私も標準的な日本人であろうと自認していますので、負けず劣らず『第九』が聴きたくなります。 仙台市の定禅寺通りにある CLASSICMUSIC CAFE 《kleiber》は、落ち着いた雰囲気でのんびりとクラシック音楽を楽しむことができる喫茶店です。ここのマスターのブログでも、〔年末まで「第九」ざんまい〕というタイトルでベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の名演・快演が紹介されるようですね。とても楽しみです。 さて、そんな師走に当ブログでも、少しずつ『第九』のエントリーをしていきたいと思います。今日は、フルトヴェングラー最後の『第九』の演奏となった1954年の「ルツェルンの『第九』」です。古いライナーノートによれば、このLPはフルトヴェングラーがフィルハーモニア管弦楽団を指揮したたった一つの録音でもあるそうです。そして1950年代のフィルハーモニア管弦楽団には、ホルンのデニス・ブレインを筆頭に名手が揃っていたそうです。このルツェルンでの感動深い演奏の様子は、ライナーノートの中にある次の一文からもよく伝わってきます。《“最後のコーラスが終わり、管弦楽が止んで場内は全く鎮まり反り、暫くは指揮者も、聴衆も、唯茫然として居た。やがてフルトヴェングラーは静かに聴衆に礼をして、感極まったかの如く目頭をふいた。場内にはすすり泣きさえ起こった。“》 それでは、今年の師走の『第九』聴きくらべは、このLPからはじめたいと思います。よろしくお付きあい下さい。 2006年 : フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管弦楽団(1951年) ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(1979年普門館) オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1957年) 今日の写真 : なかよく
by fragile28
| 2007-12-01 09:59
| 交響曲
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