ram's café menu No.241 : 管弦楽曲
演奏 : ヘルムート・コッホ指揮 ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ( 輸入盤 LP ETERNA 820 511/512 ) 最近ではオリジナル楽器による小編成のバッハ演奏があたりまえのようになってしまったけれど、70年代まではモダン楽器の息の長い美しい旋律、ゆったりとしたテンポにどっぷりとつかっていた記憶があります。そんな時代に、旧東独のバロックの大家、ヘルムート・コッホのバッハはドイツ的で堅牢な解釈に思えました。滑らかなレガート奏法の世界とはまさに対極、大きなスケールでカチッと描いていきます。アンサンブルも実に緊密で、第1番ハ長調「序曲」から厳粛さがにじみでています。ところでこのLPはモノラル録音ですが、中音域のぶ厚い響きに安定感がありますね。いい録音です。この後、コッホはベルリン室内管弦楽団と同曲をステレオ録音(1973年)していますが、そこでも解釈は同じ、丁寧な指揮で楷書風のバッハ演奏になっています。 今日の写真 : 散り残る紅葉 #2 東京都庭園美術館 ( 写真をクリックすると大きくなります ) 「メキシカンブッシュセージ」も咲いていました。
by fragile28
| 2007-12-10 21:26
| 管弦楽曲
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by fragile28 <管理人よりお願い>
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