ブラームス/大学祝典序曲Op.80

a0085805_2274287.jpgram's café menu No.264 : 管弦楽曲

演奏 : ハンス・シュミット=イッセルシュテット
      北ドイツ放送交響楽団

( 輸入盤 Scribendum SC 005 )




 いよいよ大学入試センター試験が始まりました。

 毎年のように係わる私たちとは違い、子どもたち一人ひとりにしてみれば最初の試練です。でも、物は考えようです。努力する先がしっかりと見えているし、特別なことをするわけでもなく、いつもの力を発揮するだけで、しかもそれが自分自身の将来へとつながっていくのです。単純でわかりやすい幸せの追求です。誰もがこうして努力を結果として残していったのです。やるしかありませんね。健闘を祈っています。


 私が受験生だった70年代初めの頃、受験勉強といえば、深夜、文化放送で放送された旺文社の「大学受験ラジオ講座」でした。内容がチンプンカンプンでも、聴いていると何となく分かった気分になって、勘違いのような自信もつきました(爆)。そして、田舎の高校生には「ラ講」の先生方が神様のように思えたのでした。そんな「ラ講」の「鉄則数学」を担当されていた寺田先生と、後に大学のエレベーターでご一緒したときは、思わず《サイン》をもらいたい衝動にかられました。しかし、理性が勝って、じっと我慢してしまいました(爆)。この「大学受験ラジオ講座」のテーマ音楽が、ブラームスの「大学祝典序曲」でした。
 ブラームス作曲のこの曲には、ドイツの学生歌が4曲引用されています。その中の第三の学生歌「新入生の歌」が「ラ講」のテーマ曲だったのです。タイトルを見ても実に受験講座のテーマ曲としてはピッタシの選曲でした。私はファゴットのスタッカートでユーモラスに始まるこのテーマ曲を聴くと、純粋に勉強を楽しんでいたあの頃を思い出します。


 さて今日のお薦めは、2002年に限定盤として発売された「ブラームス/交響曲全集」の中に収録されています。この限定盤、3CDで1000円ちょっとでした。しかも指揮者はカチッとしたドイツ的な美意識、質実剛健さを特徴とするS=イッセルシュテットです。そして、オーケストラもブラームスらしい響きに満ちています。実にお買い得な一枚でした。



今日の写真 : 耐える

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            いまが、踏んばりどころかな・・
   





            あせらず、慌てず、時を待ちましょう
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by fragile28 | 2008-01-19 21:55 | 管弦楽曲


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