ram's café menu No.274 : 交響曲
演奏 : カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 国内盤 LP DGG UCJG9003 ) 1970年代の頃までは、ベルリン・フィルとウィーン・フィルは現在よりももっと明確に、響きの違いや音楽の違いが現れていたと思います。オーケストラとしての機能性に優れ、とことん磨き上げたような音色の美しさを感じたベルリン・フィル。軽やかながらも色艶のある甘い音色でとことん優雅に歌うウィーン・フィル。私はどちらも好きでした。当時それぞれのオーケストラに君臨していた指揮者は帝王カラヤンと巨匠ベームでしたが、当然のように私にとって、お二人とも大好きな指揮者でした。 ということで、昨日はカラヤンの得意とするレパートリーの「悲愴」でしたから、バランス的にも(笑)今日は、ベームとウィーン・フィルハーモニーによる一枚をご紹介します。1971年録音のベームの指揮による「田園」は、ゆったりとしたテンポでありながらほどよい緊張感が漂い、ウィーン・フィルのしっとりと艶っぽい響きを生かした美しい演奏になっています。この「田園」が昨年、オリジナル・マスター・テープから新たにカッティングした原盤を使用し、日本で重量盤の限定盤LPとして発売されました。手に取ってみると200gという重量はずっしりと、頼りがいのある重さです。演奏の素晴らしさにどっぷりと浸りきることができる一枚になりました。 今日の写真 : 蕾、膨らむ 自宅近くの梅の蕾が北風に辛そうにしてましたが、ようやく膨らんできました。 (ちょっと南の)いつもの処では、もう紅梅も白梅も咲いているようです。楽しみです。
by fragile28
| 2008-02-07 21:04
| 交響曲
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