ヴィヴァルディ/協奏曲集「調和の霊感」Op.3

a0085805_202179.jpgram's café menu No.285 : 協奏曲

演奏 : イタリア合奏団
( 国内盤 DENON 60CO-2719/20 )





 《赤毛の司祭》というあだ名で呼ばれていたヴィヴァルディは、ヴェネツィアのピエタ慈善院で孤児の少女たちに音楽を教えて、優秀な生徒を数多く育てました。その彼女たちのオーケストラのために書かれた協奏曲の中で、《最高傑作》といわれるものがこの『調和の霊感』作品3です。
 この12の協奏曲は、独奏ヴァイオリンの数による配列に特徴があります。「4-2-1」を繰り返す形で配列され、しかも「長調-短調」の配置の規則性もあります(ただし、最後は短調-長調と逆に配置され、優雅な雰囲気とともにイタリアの明るい太陽を感じながら終結します)。またこれらの曲の素晴らしさは、バッハがこの曲集の多くをオルガンやチェンバロのために編曲していることからもわかります。

 今日のお薦めはイタリアらしい爽やかな音色で、ヴァイオリンの響きがとても美しいイタリア合奏団の演奏です。DENONのイタリア合奏団の演奏は、《コンタリーニ宮》という素晴らしい響きの会場で録音されていますが、このディスクは録音部門でレコード・アカデミー賞に輝いた超優秀録音です。イタリア合奏団の明るい音色と微笑みながら躍動するリズムは、スピーカに対峙し熱心に聴くというよりは、午後のティー・タイムのBGMとして聞くのがいいかなと思います。



   同曲異演盤 : イ・ムジチ合奏団



今日の写真 : クリスマス・ローズ#2   2008年2月9日撮影

a0085805_21254916.jpg

a0085805_2126620.jpg

        クリスマス・ローズの花は可憐なのですが、
        背丈も低く、恥ずかしそうに下向き加減に咲くため、上手く撮影できません・・。
      
[PR]
by fragile28 | 2008-02-27 21:32 | 協奏曲


<< 1st Philharmoni... バッハ/ヴァイオリン協奏曲第1... >>