バッハ/音楽の捧げもの BWV.1079

a0085805_15413461.jpgram's café menu No.323 : 室内楽曲

演奏 : バルトルド・クイケン(fl.Traverso)
      シギスヴァルト・クイケン(baroque vn)
      ヴィーランド・クイケン(gamba)
      グスタフ・レオンハルト(cemb)

(  輸入盤 LP PHILIPS SEON 6575 042  )





 昨夜遅くに、にわか雨と「春疾風」とでもいうような突風が吹き荒れました。しかし夜が明けてみれば、そこは雲一つない青空が広がっていました。GW最終日にしてようやく、爽やかな風が薫るような初夏の一日となりました。今日はたっぷりと森林浴でもしてこようと思います。

 1747年、バッハはプロシャ王フリードリヒ大王の招きを受け宮殿を訪れました。大王は自ら作曲したフーガ主題をバッハに示して、それによって3声のフーガと6声のフーガを即興してみるよう命じました。すぐさまバッハはその主題によって、3声のフーガを弾いて大王をいたく喜ばせました。その後ライプツィヒに戻ったバッハは、僅か2ヶ月という間に3声のフーガと6声のフーガだけでなくフルートの参加するトリオ・ソナタなどの曲を仕上げ《音楽の捧げもの》として大王に献呈しました。

 今日のお薦めはグスタフ・レオンハルトのチェンバロ指揮によるクイケン3兄弟の演奏です。極めて高い集中力による演奏は、端正という言葉がピッタリです。しかしピリオド楽器の響きが重くならず軽やかで気品のある演奏です。3声、6声のリチェルカーレはレオンハルトのチェンバロ・ソロで聴けるのも嬉しいです。(因みにDGのリヒター盤では、この2つのリチェルカーレでリヒターはソロを弾いていません。ニコレ、グントナー、マイネッケと豪華なメンバーなのに、どうしてでしょう?)



今日の写真 : 緑風

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            足もとには、可憐なスズランの花が咲いていました。

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by fragile28 | 2008-05-06 18:12 | 室内楽曲


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