ハイドン/弦楽四重奏曲第81番ト長調Op.77-1

a0085805_1383448.jpgram's café menu No.329 : 室内楽曲

演奏 : アルバン・ベルク四重奏団
( 国内盤 東芝EMI TOCE-8600 )







 いよいよ今週末は「アルバン・ベルク四重奏団フェアウェル・ツアー」 です。

 5月24日神奈川県立音楽堂でのプログラムは、次の3曲です。

    ハイドン/弦楽四重奏曲第81番ト長調Hob.Ⅲ:81
    ベルク/弦楽四重奏曲Op.3
    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132

 
 彼らが演奏し録音してきた曲の多くが、その曲の名盤、決定盤にあげられるほど弦楽四重奏団の至宝と讃えられ、世界の頂点に君臨し続けてきました。彼らの37年の歴史についに終止符が打たれます。

 私の「クラシック音楽歴」はまさに《彼らの室内楽を聴くこと》であったように思います。最初に行った1989年11月10日のコンサート(この時すでに6回目の来日)から何度かコンサートへ出かけて行っては、ウィーン古典派から新ウィーン楽派の音楽を楽しんできていました。それも今回で見納め、聴き納めです。5月24日には最高の弦楽四重奏団の最後の演奏を、しっかりと目に焼き付け聴いてきたいと思います。
 今日はその演目からハイドンを聴きます。第1楽章「アレグロ・モデラート」の軽快で爽やかな音楽は5月の微風の心地がします。何かを懐かしみながら森を散歩するような印象です。第2楽章「アダージョ」はゆったりとした荘重な低弦の響きに優美なヴァイオリンの旋律が挟まって、そこにはしなやかな美しさがあります。アルバン・ベルク四重奏団のウィーン風の典雅な響きと自由闊達な表現がよくブレンドされた演奏です。躍動感、愉悦感に満ちたハイドンをたっぷりと聴くことができます。

 
 さて上京する今週末の楽しみが、もう一つあります。《5月のバラ》です。私的には、いつもの神代植物公園にも旧古河庭園にも行ってみたいと、欲張りな計画を立てています。




今日の写真 : また、会える

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アルバン・ベルク四重奏団のコンサートを振り返って・・
 これまで私がコンサートで聴いた曲を簡単に整理しておきます。

 ①1989年11月10日 郡山市民文化センター中ホール
    (S 11-22)
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    モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番「不協和音」
    ルトスワフスキ/弦楽四重奏曲
    スメタナ/弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」
 これが彼らと出会った記念の、最初のチケットです。→

 ②1991年11月18日 Bunkamuraオーチャードホール (S 1-18-12)
    モーツァルト/弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421
    ベルク/弦楽四重奏のための「抒情組曲」
    ブラームス/弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
 ③1993年11月19日 サントリーホール (S 1-7-20)
    ハイドン/弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」
    ヤナーチェク/弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
    シューベルト/弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」
 ④1994年11月28日 東京芸術劇場 (S 1-E-15)
    ハイドン/弦楽四重奏曲第75番ト長調
    ウェーベルン/弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5
    ウェーベルン/弦楽四重奏のための6つのバガテルOp.9
    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130(最終楽章:大フーガ)
 ⑤1996年 6月 2日 サントリーホール (S 1-19-22)
    モーツァルト/弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421
    リーム/弦楽四重奏曲第4番
    モーツァルト/弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387
 ⑥1998年 9月16日 東京オペラシティコンサートホール (S 1-8-15)
    ベルク/弦楽四重奏曲Op.3
    ハウベンストック=ラマティ/弦楽四重奏曲第2番(日本初演)
    シューマン/ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44 (ピアノ:ティル・フェルナー)
 ⑦2003年 5月30日 福島市音楽堂 (S 1-8-24)
    モーツァルト/弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428
    ヤナーチェク/弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
    ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131
 ⑧2005年 5月25日 郡山市民文化センター 中ホール (S 4-21)
    シューベルト/弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏曲断章」
    シューベルト/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調
    シューベルト/弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」

 そして、2003年の来日公演で初めてサインをいただきました。もちろん、ヴィオラはトマス・カクシュカさんです。

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by fragile28 | 2008-05-18 16:35 | 室内楽曲


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