ram's café menu No.480 : 交響曲
演奏 : ヘルベルト・フォン・カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 輸入盤 LP DECCA SXL 6067 ) カラヤンのモーツァルトというと、レガート過剰で軽妙さに欠けるといった批判的な意見も多いようです。しかし、今日エントリーするウィーン・フィルとのステレオ録音(1962年4月11日)では、「カラヤンらしさ」より当時のウィーン・フィルの美点が優ったゴージャスさは、今でも色褪せない魅力を保っています。カラヤンのモーツァルトの中でも極めつけの名録音といえ、落ち着いた佇まいの中にリッチでエレガントな華やかさを感じます。 ところがカラヤンはこの演奏に不満があったのかも知れませんね。手兵ベルリン・フィルと1970年にEMIレーベルに、そしてすぐ後1975~77年にDGレーベルに2度目の「モーツァルト/後期交響曲集」を録音しています。そこでカラヤンの求めたモーツァルトの音楽は、流麗に磨き上げたフルオーケストラの絢爛豪華な響きの煌びやかな音楽であったようです。このDECCA録音で聴けるような、ウィーン・フィル特有の弦と木管が渾然一体とした響きで、自然に流れるしなやかな演奏では物足りなかったようですね。 先週から続くポカポカ陽気のため、東北南部の桜も一気に満開を迎えました。いつもは開花してから1週間後くらいが満開の目安ですが、今年は4日くらいで満開になってしまいました。今週末はお花見にもってこいの休日ですね。今日もまた「桜のトンネル」の下は、《YOSAKOI》で大変な賑わいになるのでしょう。 今日の写真 : 桜のトンネル 2009年4月11日5時30分撮影 ( 画像をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます ) 振り返って見ても、「桜のトンネル」・・
by fragile28
| 2009-04-11 15:57
| 交響曲
|
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