ハイドン/ソナタと変奏曲

a0085805_19233686.jpgram's café menu No.575 : 器楽曲

演奏 : アンヌ・ケフェレック(p)
(  輸入盤 MIRARE MIR 104  )







 私はこれまで、ハイドンのピアノ曲はほとんど聴いていませんでした。所有しているCDも、唯一バックハウスが演奏した一枚だけです。 理由は、好きな演奏家があまり録音していないためですが、昨年末、待望の一枚がついに発売になりました。仙台HMVの新譜コーナーをぶらりと覗いてみたら、ケフェレックさんのにこやかで素敵な笑顔のジャケットが目に飛び込んできました。もちろん、<衝動買い>をしたことは言うまでもありません(笑)。それが今日のお薦めの一枚です。

 ところでこのCDが録音されたのは2001年秋のようです。同レーベルの《モーツァルト作品集》と録音時期も録音会場も重複していますから、モーツァルトに引き続いてこのハイドンが録音されたと推測できます。どうしてハイドン没後200年にあたる昨年まで、発売を延期していたのでしょうか。単に<ハイドン・イヤー>を狙っただけでしょうか? 謎です(笑)。

 収録されている「ピアノ・ソナタ変ホ長調Hov.XⅥ/52」第1楽章、あの混濁しそうな重厚な低音域の冒頭だって、ケフェレックのピアノはとにかくエレガントです。多彩な音色でハイドンの作品を表情豊かに生き生きと奏でていきます。どの曲も溌溂として力強く、そして繊細なタッチの違いで微妙なニュアンスが表現され、とってもいい演奏だと思うのです。こんな名演奏をわざわざ<ハイドン・イヤー>まで待つなんて、MIRAREさ~ん! どうにかしてますよ~(笑)。



今日の写真 : いい香り

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                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )
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by fragile28 | 2010-01-06 21:18 | 器楽曲


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