モーツァルト/セレナード第9番ニ長調K.320「ポスト・ホルン」

a0085805_14432896.jpgram's café menu No.587 : 管弦楽曲

演奏 : アドルフ・ホラー(Post hrn)
      ウィリー・ボスコフスキー/ウィーン・モーツァルト合奏団

(  輸入盤 LP 英DECCA SXL 6615  ) 






 《セレナード》というのは、元々恋人への思いのたけを語る愛の歌です。それがハイドンやモーツァルトの時代になり実用的娯楽音楽、祝典的な機会音楽になってきたそうです。モーツァルトは全部で13曲ものセレナードを書いていますが、どれも明るく爽やかな雰囲気を持っています。

 さて今日のお薦め「セレナード第9番」は《ポスト・ホルン》という愛称を持っています。このポストホルンとは<郵便馬車のラッパ>のことで、まさかこのラッパを専門に演奏する音楽家がいたとは思えないのですが、実際の演奏でもこの楽器が使われています。ホルン奏者が担当したものもありますが、今日の「モーツァルト/セレナード集Vol.6」のボスコフスキー盤では、ウィーン・フィルのトランペット奏者が吹いていました。
 このLPレコードの Side2 のセンターに丁寧にクレジットされているアドルフ・ホラー氏は、カール・ベーム&ウィーン・フィルによる1975年、77年の来日公演のときのメンバーでもあります。もちろん第一トランペット奏者でした。このモーツァルトのセレナードの第6楽章に彼は登場し、高音域まで柔らかい音色、滑らかなフレージング、歌心満載のポストホルンの名人芸を披露しています。<とんでもなく巧い!>のです。



   同曲異演盤 : バリリ四重奏団&ウィーン・フィルハーモニー木管グループ



今日の写真 : 春めいて

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                    ( 写真をクリックすると、少し大きな画像でご覧いただけます )

  



                    シナマンサクが満開でした

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by fragile28 | 2010-01-30 17:04 | 管弦楽曲


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